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道路施策
2022年度(令和4年度)松阪市内TDM社会実験
ここでは、2022年9⽉に実施したTDM社会実験の内容を掲載しています。
目次
- 松阪市内TDM社会実験の概要
- 松阪市内TDM社会実験の背景・経緯
- 松阪市街地の過去の旅⾏速度情報
- 松阪市内TDM社会実験チラシ
- 実験期間中における市街地ルートとバイパスルートの通過時間⽐較(参考)
- 松阪市内TDM社会実験効果検証結果
松阪市内TDM社会実験の概要
松阪市内TDM社会実験の背景・経緯
朝の松阪市街地はこんなに渋滞しています︕
平⽇の朝ピーク時は、市街地の速度が⼤幅に低下し、⼩津町、宮町、⼤黒⽥町・⼤黒⽥⻄、朝⽥町南等、多くの交差点で渋滞が発⽣しています。
特に、津⽅⾯と伊勢⽅⾯を連絡する県道37号⿃⽻松阪線・国道166号で慢性的な渋滞が発⽣しています。
伊勢⽅⾯から津⽅⾯に向かう⾞両の約3割が中⼼市街地を通過︕
渋滞が発⽣する要因としては、中⼼市街地を発着する交通が多い上に、伊勢⽅⾯から津⽅⾯に通過する⾞両の約3割が中⼼市街地に流⼊していることが挙げられます。
バイパスルートの⽅が所要時間が短いことを知っていましたか︖
伊勢⽅⾯から津⽅⾯に通過する⾞両の市街地ルートとバイパスルートそれぞれの平均所要時間を算出したところ、平⽇の昼間12時間(7〜19時)では、いずれの時間帯においてもバイパスルートの⽅が所要時間が短くなっています。
ドライバーがルートを決める際に重視する項⽬は、「移動時間が短い」がトップ︕
松阪市内の道路を⽇常的に通⾏しているドライバー(600⼈)を対象にアンケート調査を⾏い、“ルートを決める際に重視する項⽬”をお聞きしたところ、全体の約6割の⽅が「移動時間が短い」ことを挙げています。
交通量が減少すると中⼼市街地の速度が向上︕
新型コロナウイルスの感染拡⼤に伴う緊急事態宣⾔期間中(2020年4⽉〜5⽉)は、外出⾃粛や時差出勤、在宅勤務等により、国道42号(松阪市⼋太町)、国道23号(明和町⼤淀)の交通量が約2割減少しました。
その結果、県道37号⿃⽻松阪線や国道166号の混雑時旅⾏速度が4〜5km/h程度向上しました。
これらのことを踏まえ、伊勢⽅⾯から津⽅⾯へ向かうドライバーに対してバイパスルートと市街地ルートのリアルタイムの所要時間を提供することで、バイパスの利⽤を促し、中⼼市街地に流⼊する通過⾞両を減らすことで、渋滞緩和を図ります。
また、中⼼市街地を発着するドライバーのみなさまに対しては、渋滞箇所を避けるためのルート選択や出発時間の調整等の参考としていただくために、松阪市街地の過去の旅⾏速度情報を提供しています。
※)ETC2.0プローブデータを基に算出した過去の旅⾏速度情報
松阪市街地の過去の旅⾏速度情報
下の動画を再⽣することで、松阪市街地における主要な道路の旅⾏速度情報がご覧になれます。
渋滞箇所を避けるためのルート選択や、出発時刻の調整を⾏う際の参考としてご活⽤ください。
松阪市内TDM社会実験チラシ
今回の松阪市内TDMの社会実験チラシをダウンロードできます。下記の画像やリンクをクリックしてください。
実験期間中における市街地ルートとバイパスルートの通過時間⽐較(参考)
実験期間中の朝の通勤時間帯に、市街地ルートとバイパスルートの所要時間を⽐べてみました。
移動時の参考にしてください。
松阪市内TDM社会実験効果検証結果
効果検証結果をダウンロードできます。下記の画像をクリックしてください。