由比地すべり対策

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概要

静岡市清水区由比西倉沢において、大規模地すべりの地形が確認されたことから、平成17年度より、豪雨や東海地震等による地すべり発生を未然に防ぐための地すべり対策事業を行っています。


由比地すべり対策事業

現在この地区には、日本の大動脈である国道1号・東名高速道路・JR東海道本線といった重要な交通網が集中しており、この地域で地すべりが発生した場合、東西を結ぶ交通網が寸断されることによって生じる経済被害・人的被害は計り知れないものがあります。

この由比地区(サッタ山)において、大規模地すべりの地形が確認されたこと、及び中央防災会議の東海地震想定震度発表(震度6強~震度7)を受け、豪雨や東海地震等による地すべり発生の恐れがあるため、地すべり機構とその対策を検討し、地すべり対策事業を行っています。


当事業対象は、静岡市清水区由比西倉沢に位置し、歌川広重(ウタガワ ヒロシゲ)が描いた東海道五十三次のひとつである『由井』には、急峻な地形と駿河湾に挟まれた「サッタ峠」の様子が示され、昔から交通の難所の一つでもありました。また、昔から地すべり等の土砂災害が多く記録されている地域です。