国土交通省 蓮ダム管理所 はちすWEB
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蓮ダムの役割
ダムにもいろいろな目的のものがありますが、その中でも蓮ダムは、
洪水調節、流水の正常な機能の保持、水道用水の供給、発電という4つの目的を持った多目的ダムです。




1.洪水調節
洪水時においては、洪水調節容量1,700万m3を利用してダムから350m3/sの一定の水を流す洪水調節を行い、下流の河川改修と合わせて地域を洪水による災害から守ります。

  洪水調節の例(平成16年台風21号時)
  洪水調節と放流の関係について
  川の水位低減効果(防災操作時に速報をアップします)
洪水調節




2.流水の正常な機能の維持
天気の良い日が長く続くと川の水が少なくなり魚や水辺の植物がいきていけなくなります。また、米や野菜の農作物にも水が与えられなくなってしまいます。しかし、ダムにはみずがめの役割もあるため、下流の櫛田川を枯らさないように水を補給することができます。
流水の正常な機能の維持




3.水道用水の供給
生活に欠かせない水道水の確保のため、以下の地域で最大172,800m3/日の取水を可能にします。水道用水供給事業は三重県企業庁が行っています。津留取水地点で取水された水は、多気浄水場を経て南勢志摩水道の送水管を通って各市町村へ供給されます。

  水道用水の給水地域
  神島をよみがえらせた蓮ダムの水




4.発電
貯水池の水の落差を利用して、最大出力4,800KWの発電を行っています。使用水量は最大9m3/sです。事業は中部電力株式会社が行っています。

  蓮ダムと水力発電
  蓮発電所の概要
発電