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ダムの放流に注意
【下流の水位を急激に上げないよう、段階的な放流を行っています】

ダムから放流が行われる場合、いつも放流を知らせる「放流警報」が鳴らされると思っておられる方が多いようです。しかし、ダム下流に急激な水位上昇がもたされない「通常の放流」であれば、放流警報は鳴りません。したがって、放流警報が鳴らされるときは、ダムの下流に急激な水位上昇が起きることを、あらかじめ知らせていると思ってください。




【どのような場合に、放流警報が鳴らされるのでしょう】

 蓮ダムでは、次の条件のいずれかに該当するとき、放流を知らせる「放流警報」を鳴らします。

・毎秒30トンを超える量の水を放流する前
・洪水調節の毎秒350トンを超える放流が予想されるとき
・下流に急激な水位の変動の生じる急激な放流を行う前

 放流による水位上昇の30分前より、25ある警報局からスピーカーとサイレンで放流警報を順次鳴らすとともに、電光掲示板(2ヶ所)に表示して周知します。さらに、警報車でパトロールして、警報局が確実に鳴っているかも確認します。

 ただし、ダム下流域で大雨が降った場合、放流警報が鳴らなくても川の水位は上昇すると予想されますので、注意してください。




【放流はこのようにして行われます】

◆放流開始1時間前
 「放流開始の通知」を関係機関(県・流域市町村・警察・消防)に連絡します。

◆30分前
 水位上昇の30分前から、25ある警報局からスピーカーとサイレンで「放流警報」を順次、鳴らしていきます。また、電光掲示の情報表示板(2ヶ所)で、一般住民に対して注意を呼びかけます。

下流に急激な水位変動がない場合は、全警報局の内の、必要と認められる区域のみで行われます。(パトロールも同様です)ダム下流の約27kmの区間を、警報車でパトロールします。この時、警報局が確実に鳴らしているかも確認します。

◆放流開始
 全警報局の放流警報が鳴らされていることを確認した後、定刻時間(関係機関に連絡したときから1時間後)に放流が開始されます。

 このように、ダム下流に急激な水位上昇が予想される放流については、関連する区域に確実に「放流警報」が届くよう、配慮をしています。
蓮ダム警報区間