洪水調節と放流の関係について｜国土交通省蓮ダム管理所はちすWEB

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洪水調節と放流の関係について

蓮ダムでは、大雨が降っても、一度にたくさんの水が流れて氾濫しないようにするために、ダム湖に水を貯めて下流の川の水量を少なくしています。

雨が多い6月～10月は洪水に備えてダム湖の水位を下げますが、降った雨を全部貯めようとすると、ダム湖から水が溢れてしまったり、もっと大きな洪水が来たときに、水を貯められなくなってしまいます。このため、大雨が降っているときは、下流での氾濫被害を少なくするために、ある程度ダムから水を流しながら水を貯め込みます。

ダム湖に水を貯めたままでは、次の洪水の時に水を貯める事ができなくなるので、洪水が終わった後に下流河川の状況を見ながら少しずつ水を流し、次の洪水に備えるために、ダムの水位を下げておきます。

（平成16年台風21号時）