美和・小渋ダムの利水

小渋ダム・美和ダムの利水には、 かんがい用水発電 とがあり、ダムに貯めた水を利用しています。

かんがい用水

美和ダム

  • 供給区域:
    三峰川沿川一帯の伊那市(旧高遠町を含む)の 農耕地2,512ha
  • ダムからの最大取水量: 9.83m3/s
ダムから水路をひいて水不足を解消しています。

小渋ダム

  • 供給区域:
    小渋川合流下流の天竜川左岸一帯の松川町、豊丘村、喬木村、飯田市下久堅の 農耕地899ha
  • ダムからの最大取水量: 1.81m3/s
農耕地899ヘクタールの田畑をうるおしています。

発電

美和ダム

美和発電所春近発電所
開始年昭和33年昭和33年
発電形式ダム式ダム式水路
出力最大12,200kw最大23,600kw
使用水量最大25.6m3/s最大19.0m3/s
有効落差最大58.85m最大151.8m
  • 年間発生電力量は、 約39,000世帯の消費電力を発電しており、この電力量は上伊那地域(約63,000世帯)の約6割に相当します。
47,000戸分の家庭の電気をつくっています。

小渋ダム

小渋
第1発電所
小渋
第2発電所
小渋
第3発電所
開始年昭和44年昭和44年平成12年
発電形式 ダム式ダム式水路ダム式
出力最大3,000kw最大6,500kw最大550kw
使用水量最大8.0m3/s最大8.0m3/s最大0.88m3/s
有効落差最大46.1m最大99.9m最大83.41m
  • 年間発生電力量は、 約9,000世帯の消費電力を発電 しており、この電力量は下伊那地域(約57,000世帯)の約2割に相当します。
水を有効利用して発電しています。
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