小渋ダム土砂バイパス事業概要

土砂バイパス施設設置により、下流環境改善し、ダム貯水機能を延命

現状の課題

貯水池容量確保

小渋ダムでは昭和57年・昭和58年洪水に代表される多量の土砂流入により、貯水池の土砂堆積が進行しています。貯砂堰に溜まった土砂を掘削していますが、このままでは、ダムの貯水機能が維持できない恐れがあります。

ダム下流河床の巨礫化

土砂がダムに止められてダム下流に供給されなくなったため、川底にあった細かな土砂が減少し、大きな玉石ばかりの単調な川へと様子が変わってきています。

小渋ダム下流の様子(巨礫化が進行)

土砂バイパス事業とは

・洪水時に貯水池に流入する土砂を含んだ流水の一部を、ダム貯水池を経由せず下流にバイパスするための土砂バイパス施設を設置しました。

TOP