木曽路の宿場町マップ


福島宿


「天下の四大関所」の一つといわれた福島関所が置かれていた宿で、木曽11宿の中心地でした。木曽で一番偉い役人・代官が居た木曽代官所もありました。本陣は、いま木曽町木曽福島支所になっています。
宿には木曽川に沿って「がけやづくり」という独特の造られ方をした家が立ち並び、名所・旧跡もたくさん残っています。宿場から御嶽山を見ることができます。
毎年10月、「福島関所まつり」が行われ、代官の行列や、関所の検査「人改め」などが再現されて、町の中は江戸時代にタイムスリップしたようになります。


地図

福島宿地図
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見どころ

福島関所跡(ふくしませきしょ)・ 福島関所資料館(ふくしましりょうかん)

昭和50年(1975年)から発掘された福島関所。今は、昔あった門などが元通りに建てられ、公園になっています。資料館には、中山道を通るために必要だった「通行手形」や、昔関所にあった武器や道具などが展示されています。

福島関所跡
山村代官屋敷(やまむらだいかんやしき)

木曽の代官を務めていた山村家のお屋敷の跡。いまは山村家のゆかりの品を見ることの出来る施設になっています。

山村代官屋敷
木曽郷土館(きそきょうどかん)

木曽の歴史にまつわる物や、美術品などが展示されています。近くに作家・島崎藤村の小説「夜明け前」の碑があります。


木曽福島郷土館(きそふくしまきょうどかん)

宿場町が栄えていた頃の木曽の文化や、住んでいた人びとの暮らしについて知ることのできる物が展示されています。古い農家の建物がまるごとあります。


興禅寺(こうぜんじ)

ここは、本堂の前にある庭が大変有名です。雲海を見ている気分になれる、壮観な庭です。

興禅寺
高瀬家藤村資料館(たかせけ とうそんしりょうかん)

高瀬家は木曽の作家・島崎藤村のお姉さんの家で、藤村の小説のモデルになっています。昔の旧家の様子が分かる施設です。


「がけやづくり」の街並み

木曽川に沿って建てられた「がけやづくり」の街並み。木曽は土地が狭いため、少しでも家を広くしようと、床を川の上へ張り出させ、上を高くして建てました。建ち並ぶ様子は独特の雰囲気があります。


上ノ段(かみのだん)の街並み

うだつ、格子、なまこ壁の蔵など、昔の宿場町の趣が今も残っています。

上ノ段のまちなみ
高札場(たかふだば)あと

札場は、みなさんへのお知らせがあるときに使われていた、今でいう「掲示板」です。



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