木曽路の宿場町マップ


上松宿


上松宿は、1601年に中山道の宿駅として指定された宿です。木曽の人びとの暮らしは、木材によって支えられていて、上松は、木曽ヒノキを運ぶための重要な場所になっていました。江戸時代には、材木奉行所という役所も置かれていました。今も、山で伐られた木曽ヒノキの多くが、上松に集められてから運ばれています。
宿の近くには、「寝覚の床」という観光地があり、ここは昔から、景色のよい場所として大変有名です。


地図

上松宿地図
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見どころ

木曽の棧(きそのかけはし)

1400年に、14年をかけて造られた木曽川沿いの崖に架けられた道です。今残っている石垣は、1648年に造られたものです。

木曽の棧
寝覚の床(ねざめのとこ)

木曽川の美しい碧色と珍しい形をした岩がたくさん見られる場所です。昔話に出てくる「浦島太郎」が竜宮から戻ってきて、目覚めた場所ともいわれています。

寝覚の床
小野の滝(おののたき)

昔の浮世絵にも描かれていた滝です。国道19号から、眺められます。

小野の滝
臨川寺(りんせんじ)

おめでたい「福の神」が奉られているお寺です。このなかの宝物館には、浦島太郎が使っていたといわれる釣り竿などが展示されています。


お天王さま石仏群

倉本駅の辺りには中山道の面影が多く残っていて、山沿いにたくさんの石仏を見ることができます。

寝覚の床


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