流域圏担い手づくり事例集

流域圏担い手づくり事例集とは・・・ 

 矢作川流域圏懇談会山部会は、流域の山の問題を「人と山村の問題」と「森林の問題」に分けて整理しました。水源の森づくりを担う山村で過疎化と少子高齢化が進んでいるのが「人と山村の問題」です。解決の糸口として、2013(平成25)年度から4年間かけ、矢作川流域で主として中山間地振興に携わる団体(一部川や海の活動団体も含む)の取材記録をまとめ、流域内の多様な主体によるネットワークづくりを支援する「山村再生担い手づくり事例集」を4冊発行しました。この事例集づくりを通じて取材先、取材者、流域圏懇談会の間に新たな交流や企画が生まれました。
5冊目の事例集となる冊子は、取材先として川や海の環境保全や水辺空間の再生・利活用に携わる団体を増やし、タイトルを「流域圏担い手づくり事例集」と改めて発行しました。この事例集の発行により流域内のネットワークが更に広がり、流域内でお金、人材、物がまわる流域内フェアトレードと、食・エネルギー・水・医療・教育・安心安全の自治が進むことをめざします。
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 2019~20年度は流域圏懇談会10年誌作成のために事例集の発行を休止しました。この10年誌で6冊の事例集づくりをふりかえり、持続可能な流域圏作りのためには山、川、海のエリアだけでなく、都市域の住人を巻き込んだネットワークづくりが必要であると言う結論に至りました。そこで3冊目からの「流域圏担い手づくり事例集」(2022年~)は、これまでのように個別の取材記録をまとめるのではなく、都市を巻き込んだ流域圏づくりにつながるひとつのプロジェクトを取材対象とし、プロジェクトを支える複数の方にお話をうかがって、その立体像を描くことを試みてます。

流域圏担い手づくり事例集マップ

 

 

 









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山村再生担い手づくり事例集Ⅰ(2014年3月)

山村再生担い手づくり事例集Ⅱ(2015年3月)

山村再生担い手づくり事例集事例集Ⅲ(2016年3月)

山村再生担い手づくり事例集Ⅳ-その後いかがお過ごしですか?(2017年3月)

流域圏担い手づくり事例集Ⅰ(2018年3月)

流域圏担い手づくり事例集Ⅱ(2019年3月)

流域圏担い手づくり事例集Ⅲ(2022年3月)

流域圏担い手づくり事例集Ⅳ(2023年3月)

本事例集は山部会のメンバーにより、企画、取材、編さんをして作製しました。