「矢作川流域圏懇談会」について

どんな組織なの?

 国土交通省では、矢作川流域の方々のご意見を踏まえて平成21年7月に国が管理する区間の「矢作川水系河川整備計画」を策定しました。この計画では今後、矢作川における治水、利水、環境、維持管理等の課題を解決し目標を達成していくためには、川の中だけの視点ではなく、水のつながりという視点で山から海までの流域圏(※1)全体を対象として、多様な課題の解決に向けて市民、関係機関、有識者の方々等と一緒に話し合い、役割をもちながら連携・協働して行うことが必要であり、調和のとれた流域圏全体の発展につながると考えています。
 このため、多様な課題の情報共有・意見交換の場として、矢作川流域圏に係る個人・市民団体等、関係団体、学識経験者、国、県、市町村の関係行政機関で構成する「矢作川流域圏懇談会」を平成22年8月28日に設立(※ 2)しました。

 


 

 

 矢作川流域圏とは、矢作川流域、その流域に接する海域、及び矢作川の水利用地域や矢作川が氾濫する地域を含む一体的な地域。














 矢作川流域圏懇談会は「全体会議」、「地域(山、川、海)部会」、「市民会議」で構成する。
必要に応じてワーキンググループ(WG)、勉強会を開催する。

 



各会議(懇談会)の目的と構成

☆全体会議

目的⇒これまでの検討成果と今後の進め方について最終調整し、次年度の方向性を決定する会議。
構成⇒懇談会等の関係者全員


☆市民会議

目的⇒山・川・海の部会の活動内容の情報共有やスケジュールの提案、勉強会の企画について話し合いを行う会議。
構成⇒懇談会等の関係者全員


☆地域部会

目的⇒山・川・海の部会ごとに各地域における、当面の課題と課題の見える化の確認、活動内容の取りまとめについてなどを議論する会議。
構成⇒国、県、関係する地域の市町村ならびに関係する市民団体・NPO法人、関係機関等の代表

 

☆勉強会

目的⇒課題解決等に向け自主的に行われる会
構成⇒懇談会等の関係者全員

 

☆WG(山部会・川部会・海部会)

目的⇒山・川・海の部会ごとに個別の課題や連携に向けた話し合いを行う会議
構成⇒懇談会等の関係者全員