流域連携の主な成果

流域連携テーマに関する成果 

【主な成果】
 平成26年度の勉強会において「ごみ・流木」「土砂」「木づかい」の3つの課題を抽出した。その後、部会の枠を越えた河川整備計画の内容や現地視察等の勉強会を通して、基礎的な知識を共有するとともに、山・川・海の相互理解が図られてきた。
 平成27年度は、5月に実施された会議を受け、WG等で流域連携テーマに関する活動を行った。

○トンボロ干潟でのごみの漂着状況確認
○西尾市吉良町三河湾沖で実施された「海の生き物調査」(矢作川をきれいにする会主催)への参加による海底ごみの現状把握
○HP上で情報管理が可能なごみマップを用いたごみの実態調査記録の実施合意

 

 

 

トンボロ干潟での
ごみの漂着状況確認

底引き網による
海底ごみの現状確認

ごみマップ
(国土交通省とプロジェクト保津川が開発)

 

 

 

○小渋ダム土砂バイパストンネル事業の視察
○総合土砂管理の検討状況に関する情報共有
○矢作ダムの堆積砂を海へ運ぶ「砂の駅」プランについて、実施主体、運搬方法、取組み方法等の検討

 

 

 

土砂バイパストンネル(呑口)
工事状況見学

総合土砂管理における検討状況報告

 

 




 

○木づかい推進における、検討・成功事例(カーボンオフセットの利用計画やプレイスメイキングの効果)の情報提供や意見交換
○流域ものさしの製作における、材料の確保、山村再生担い手づくり事例集で培われた人脈の活用についての意見交換

 

 


木づかい推進の様子
(安城市)

プレイスメイキングによる
集客効果(豊田市)

矢作川の流域材で製作した
試作品(流域ものさし)