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天竜川の生き物
天竜川上流の主要な植物
カワラナデシコ Dianthus superbus var.longicalycinus ナデシコ科
カワラナデシコ
(撮影:EAC)
生活型 多年草
分布 本州〜九州
形態等 茎は上部で枝分かれして、高さ50cmほどになる。葉は長さ3〜10cmの線形または披針(ひしん)形。基部は少し茎を抱く。花期は7月〜10月で、淡い紅色の花を咲かせる。
天竜川上の分布状況
天竜川上流における分布
飯田市阿島橋と飯島橋天王橋で確認した。個体数は少ない。日当たりのよい草原や河原に生育する。
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ツルヨシ Phrabmites japonica イネ科
ツルヨシ
(撮影:EAC)
生活型 多年草
分布 本州〜南西諸島
形態等 茎は高さ1.0〜1.5mになる。走出枝(そうしゅつし)を出し、地上をはいまわる。葉は長さ10〜30cm、幅は2〜3cm、灰緑色で手ざわりは堅め。花期は8〜10月、花序(かじょ)は茎の先につき紫褐色で小穂(しょうすい)を密につける。和名はつるのように走出枝を伸ばして増えることからつけられた。
天竜川上の分布状況
天竜川上流における分布
全域で確認した。個体数は多い。水際の砂れき地に生育する。
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オギ Miscanthus sacchariflorus イネ科
オギ
(撮影:EAC)
生活型 多年草
分布 北海道〜九州
形態等 地下に長く太い根茎を伸ばし、そこから高さ1〜2.5mの茎が1本ずつ直立する。葉は長さ20〜80cm、幅1〜3cm。花期は9〜10月、花序(かじょ)はたくさんの枝からなり、銀白色の長い毛のある小穂(しょうすい)をたくさんつける。
類似種 ススキ
天竜川上の分布状況
天竜川上流における分布
全域で確認した。水際から一段あがった湿った微高地に生育する。秋、たくさんの銀白色の穂が風になびく様子を見ることができる。
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カwラヨモギ Artemisia capillaris キク科
ヨモギ
(撮影:EAC)
生活型 多年草
分布 本州〜南西諸島
形態等 茎は高さ0.3〜1.0m。葉は長さ1.5〜9cmで細かく裂ける。
花期は7〜11月、花は黄色、径1.5〜2mmで多数つく。
天竜川上の分布状況
天竜川上流における分布
三峰川合流点より下流を中心に確認した。日当たりのよい乾燥した砂れき地に生育する。河川環境特有の植物である。
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カワラノギク Aster kantoensis キク科
カワラノギク
(撮影:EAC)
生活型 多年草
分布 関東地方、静岡県東部
※環境省 絶滅危惧種IB類
形態等 茎の高さは50cm程度、上部で分枝する。根元や下部の葉は花の時期に枯れる。中部の葉は線形で長さ6〜7cm、縁にはきょ歯はなく、縁と裏面に短毛がまばらに生える。花期は10月、淡い紫色の花を茎の先につけ、径は5〜6cm、冠毛(かんもう)は赤色を帯び長さ4〜5mm。
天竜川上の分布状況
天竜川上流における分布
1カ所で確認。日当たりのよい乾燥した砂れき地に生育する。生育地や冠毛の特徴から本種としたが、従来の分布地域からは離れており、さらに詳細な研究が必要である。1989年レッドデータブックでは危急種、1997年レッドリストでは絶滅危惧IB類とされているため分布の図示は避けた。
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カワラニガナ Ixeris tamagawaensis キク科
カワラノギク
(撮影:EAC)
生活型 多年草
分布 本州(中部地方以北)
※環境省 絶滅危惧種II類
形態等 茎は高さ15〜20cm、全体が白っぽく、毛はない。茎や葉を切ると白い汁が出る。葉は細長い線形。花期は6〜8月、径約2cmの黄色の花をつける。
天竜川上の分布状況
天竜川上流における分布
5地点で生育を確認した。日当たりのよい乾燥した砂れき地に生育する、河川環境特有の植物である。1997年レッドリストでは絶滅危惧II類とされているため、分布の図示は避けた。
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ツメレンゲ Orostachys japonicus ベンケイソウ科
ツメレンゲ
(撮影:EAC)
生活型 多年草
分布 関東地方南部以西、四国、九州
※環境省 準絶滅危惧種
(以前は天竜川で多く、近年減少)
形態等 高さ10〜15cmの多肉植物。株元に子株を多数つける。葉は密につき、細長く、先がとがる。花期は9〜10月で、多数の白色の花を長い総(そう)状の花序(かじょ)につける。開花した株は枯れる。
天竜川上の分布状況
天竜川上流における分布
数カ所で生育を確認した。乱獲や生育地の減少により、絶滅の心配される種である。1989年レッドデータブックでは危急種、1997年レッドリストでは準絶滅危惧種とされているため分布の図示は避けた。
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アレチウリ Sicyos angulatus ウリ科
アレチウリ
(撮影:EAC)
生活型 1年草
分布 帰化植物、北アメリカ原産
形態等 茎はつる性で長さ数m〜十数mになり、巻きひげで他のものにからまる。葉は3〜5つに切れ込み、表面は著しくざらつく。花期は7〜9月。果実は楕(だ)円形で表面には軟毛とともにするどい刺が生える。あらゆる植物にからみつき枯らしてしまうため、強害草としてきらわれる。
天竜川上の分布状況
天竜川上流における分布
全域で確認した。個体数は多い。湿気のある腐植土を好む。
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ハリエンジュ Robinia pseudoacacia マメ科
ハリエンジュ
(撮影:EAC)
生活型 高木、落葉樹
分布 帰化植物、北アメリカ原産
形態等 高さ15mになる。枝には刺が多い。葉は3〜9対の小葉からなり、小葉は長さ2〜5cmの楕円形、全体の長さは12〜25cm。花期は5〜6月、花は白く、房(ふさ)状につき、香りがよい。庭木、街路樹、砂防林として植えられるが、逸出して野生化するものも多い。花には香りの強い蜜が多く、花の時期には養蜂家が木の下に巣箱を置く。
天竜川上の分布状況
天竜川上流における分布
全域で確認した。個体数は多く、堤防上や日当たりのよい砂れき地などに群生する。
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オオキンケイギク Coreopsis lanceolata キク科
オオキンケイギク
(撮影:EAC)
生活型 多年草
分布 帰化植物、北アメリカ原産
形態等 茎は高さ30〜70cm。根本から出る葉は長い柄(へい)があり、3〜5つの小葉に分裂するが、上方のものは分裂しない。両面に粗(あら)い毛がある。花期は初夏、花は径5〜7cm、舌(ぜつ)状花、筒状花ともに橙黄色。大群生し、花の時期には堤防が黄色に染まる。
天竜川上の分布状況
天竜川上流における分布
泰阜村南宮橋より辰野町城前橋にかけて確認した。日当たりがよく乾燥した堤防草地や高水敷などに生育する。
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国土交通省 中部地方整備局
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