三六災害アーカイブス

昭和36年6月23日、梅雨前線の停滞に伴い、その雨は降りだしました。台風6号が接近し、26日から集中的な豪雨へ変貌。翌27日には、わずか1日にして6月の月間平均雨量を超えるほどの雨量を記録。伊那谷の各所で堤防の決壊、土石流、がけ崩れ、大鹿村での山津波が集落を直撃しました。
地域住民のみならず、日本の土砂災害史上に残る大惨事です。
この大惨事から年月が流れ、今年で60年の節目を迎え、「三六災害」を知らない世代が地域防災の担い手となる時代となりました。将来起こりうる大規模水害に備えるため、今一度「三六災害」を振り返り、過去の災害から学び、その教訓を次世代に伝え、地域の防災力向上を目指す取り組みを行う必要があります。
このページでは、令和3年に伊那谷各地で予定している取り組みについて紹介します。

シンポジウム
日時: 令和4年6月12日(日)
13:30~16:30(12:30受付開始)
三六災害60年シンポジウム(令和4年)表

三六災害60年シンポジウム(令和4年)裏
場所: 飯田文化会館(飯田市高羽町5-5-1)
※ライブ配信も予定しています。
 配信URL:https://youtu.be/GMUSuNZDPUg
駐車場
案内:
ご来場者様駐車場
内容: 基調講演
パネルディスカッション
定員: 約400名(先着順。事前予約は必要ありません。)

※新型コロナウイルス感染症対策として、「来場時のマスク着用」・「受付時の検温と消毒」のご協力をお願いいたします。

※新型コロナウイルスの感染拡大状況によって、シンポジウムの開催方法を急遽変更させていただく場合がございます。開催方法を変更する場合は、こちらのホームページでお知らせしますので、ご確認の上お越しいただきますようお願いいたします。


関連書籍
シンポジウム当日に配布予定の資料です。
三六災害当時被害状況や、天竜川上流域の降雨特性について、御覧いただけます。

三六災害記念誌(PDF:11,660KB)
天竜川上流域の降雨特性および三六災害等の特性(PDF:51,639KB)

三六災害関連映像
三六災害記録映像
三六災害当時の様子を見ることができます。
三六災害記録映像(478MB)

※本映像は社団法人 中部建設協会(現 一般社団法人 中部地域づくり協会)が企画、信越放送株式会社が製作した「三六災害から50年 よみがえった伊那谷~そして今」を再編集したものであり、著作権は企画、製作者に帰属します。

※本映像の転載・複製・改変等は禁止します。

※通信料は各自負担となります。

ビデオレター
三六災害当時について、体験談を語っていただきました。
ビデオレター(1,907MB)

※本映像は三六災害60年実行委員会が企画、一般社団法人 長野県ケーブルテレビ協議会が製作したものであり、著作権は企画、製作者に帰属します。

※本映像の転載・複製・改変等は禁止します。

※通信料は各自負担となります。

リレー式パネル展示
スケジュール
各市町村役場等(PDF:664KB)

・各商業施設等
ベルシャイン伊那店 令和3年4月17日(土)、18日(日)
ベルシャイン駒ヶ根店 令和3年4月24日(土)、25日(日)
アピタ飯田店 令和3年5月15日(土)、16日(日)
天竜川総合学習館「かわらんべ」 令和3年6月中旬頃~

パネル
三六災害60年パネルは、誰でも自由にダウンロードして活用していただくことができます。
タイトルパネル 三六災害パネル01 三六災害パネル02 三六災害パネル03 三六災害パネル04
三六災害パネル05 三六災害パネル06 三六災害パネル07 三六災害パネル08 三六災害パネル09

自然災害伝承碑
「三六災害」発生から今年で60年の節目を迎え、今一度「三六災害」を振り返り、その教訓を次世代に伝え、地域の防災力向上を目指す取り組みのひとつとして、国土地理院と連携し「三六災害」に関連する自然災害伝承碑をウェブ地図「地理院地図」等への掲載を進めています。

自然災害伝承碑とは?

・過去に発生した津波、洪水、火山災害、土砂災害等の自然災害に係る事柄(災害の様相や被害の状況など)
が記載されている石碑やモニュメントです。

・自然災害伝承碑は、当時の被災状況を伝えると同時に、当時の被災場所に建てられていることが多く、
それらを地図を通じて伝えることは、地域住民による防災意識の向上に役立つものと期待されます。

自然災害伝承碑の地図
  自然災害伝承碑
(復興記念:松川町)
※自然災害伝承碑を示すアイコン

自然災害伝承碑の詳しい情報につきましては、以下のウェブサイトをご覧ください。
「自然災害伝承碑」の取組み https://www.gsi.go.jp/bousaichiri/denshouhi.html

イベント一覧

ロゴマーク
山に降り注ぐ大雨を青色で、この大雨によって引き起こされた大規模な土砂災害を後ろの二つの山に入った白い亀裂と、山のふもとに達した土砂の土色で表現することで、60年前の三六災害を再現しています。
そうした災害を乗り越え、60年を経た現在、豊かな自然を取り戻した伊那谷の様子を、白い線で表したおだやかな川の流れと緑の大地で表現しました。
「三六災害から60年」の文字で時の経過と、60年の節目の年であることを見た人に訴えます。
以下よりロゴマークのデータがダウンロードできます。ダウンロードしたデータはご自由にお使いください。
ロゴマーク

JPEG形式(1274×840:319KB)
イラストレーター(396×267:1,709KB)

三六災害60年実行委員会

協賛・後援
主催 信州大学名誉教授北澤秋司/林野庁南信森林管理署/林野庁伊那谷総合治山事業所/気象庁長野地方気象台/国土交通省天竜川上流河川事務所/国土交通省天竜川ダム統合管理事務所/国土交通省三峰川総合開発工事事務所/国土交通省飯田国道事務所/長野県南信州地域振興局/長野県上伊那地域振興局/長野県飯田建設事務所/長野県伊那建設事務所/飯田市/伊那市/駒ヶ根市/南信州広域連合/上伊那広域連合/下伊那郡町村会/下伊那土木振興会
協賛 一般財団法人飯田市天竜川環境整備公社/一般社団法人中部地域づくり協会
後援 SBC信越放送/NBS長野放送/TSBテレビ信州/NHK長野放送局/飯田エフエム放送/飯田ケーブルテレビ/伊那ケーブルテレビジョン株式会社/ 株式会社チャンネル ・ユー/長野日報社/(株)南信州新聞社/中日新聞社/朝日新聞長野総局/信濃毎日新聞社/読売新聞長野支局/毎日新聞長野支局/新建新聞社/三峰川みらい会議/ NPO法人天竜川ゆめ会議/長野県砂防ボランティア協会南信支部/長野県建設業協会飯田支部/一般社団法人南信防災情報協議会/一般社団法人長野県南部防災対策協議会/上伊那山林協会/下伊那山林協会/国土地理院関東地方測量部




三六災害50年の取り組みはこちらからご覧いただけます。
三六災害から50年 三六災害アーカイブス