道路事業がめざすもの
渋滞を減らします
管内の交通量は増加傾向にあり、各所で渋滞が発生しています。バイパス整備や道路拡幅、交差点改良等により、渋滞ポイントやボトルネックの解消を図ります。また、ハード整備だけでなくTDM(交通需要マネジメント)による渋滞解消も行います。
バイパス整備
国道21号[現道] 渋滞状況
※TDM(交通需要マネジメント)施策
道路の利用の仕方を工夫し、交通渋滞を緩和します。移動の経路・手段・時間・発生量を調整し、道路の適切な利用を促進します。
交通事故を減らします
管内では、市街地や2車線区間において事故が多発しています。下記の対策を実施し、歩行者も安心して通行できる事故のないみちをつくります。
1.歩行者にやさしい道路整備
- 歩道と車道の分離
- バリアフリー化 など
歩道の整備


国道19号(恵那市)
2.走りやすい道路整備
- 4車線化による上下線の分離
- 市街地を迂回したバイパス整備
- 交差点改良
- 登坂車線整備
- 交通安全施設の設置 など
視線誘導・注意喚起

視線誘導(デリネータ等)

滑り止め舗装
道路を快適に保ちます

道路情報板(多治見市)
1.道路情報の提供
異常気象時、緊急時などにおける交通の安全と円滑化を図るため、利用者へ道路情報の提供を行っています。

特殊車両の取り締まり
2.許認可事務
道路の占用承認、特殊車両通行の許認可事務を行っています。

融雪剤散布
3.道路管理
安全で快適な交通ができるように、道路パトロールを行い道路の状況をチェックしたり、道路清掃や融雪剤の散布を行っています。
環境を改善します
国道19号のような幹線道路では、昼夜を問わず大型車の交通量が多く騒音が問題となっています。遮音壁の設置や排水性舗装(低騒音舗装)の実施等により、騒音などの環境悪化を改善します。また、バイパス整備等によって交通を分散し、環境の改善を図ります。
通常舗装(左)と排水性騒音舗装(右)
1.排水性塗装(低騒音塗装)
音が反射する通常舗装に対して、排水性騒音舗装は音の一部が舗装に吸収され騒音を軽減することができます。

低層遮音壁

国道19号(多治見市)
2.遮音壁・低層遮音壁
災害に備えます
国道19号・21号は重要な幹線道路であり、災害に強く、安心・安全であることが求められています。橋梁の耐震補強や補修、防災工事等により、降雨・地震等の自然災害に強い道路を整備します。
法面防災工事


国道19号(多治見市)
対話、協働しながら進めるこれからの道路事業
だれもが安心して利用できる道路環境を目指します
これまで以上に地域のみなさんと対話し協働しながら、『新しい道サービスの創造システム』を構築し道路づくりを行っています。