道路管理
道路管理の主な業務は、常に良好な道路機能を保持するための維持・修繕事業、安全かつ円滑な道路交通の確保のための交通安全事業、冬期における雪寒対策事業、道路の占用・承認工事事務、特殊車両指導取締り業務、通行規制等の情報提供、道路敷地・施設の管理事務、道路台帳の整備等の業務を行っています。これらの事業を円滑に、また道路利用者の安全性、快適性を図るため、日々道路パトロールを実施し、管理の充実を期しています。
維持・修繕事業
当事務所の管理延長は、令和7年度現在、19号約64.4km及び21号約26.1kmであり、道路を常時良好な状態に保つため路面の維持・修繕及び清掃、安全施設の補修を行っています。また、万一の災害時における防災・震災対策や冬期における雪氷対策(除雪・凍結防止)を行い、安全かつ円滑な道路交通を図るよう努めています。
道路情報提供
豪雨、積雪、地震など異常気象時における一般通行の安全と円滑化を図るため、管内各所の雨量テレメーター、道路情報モニターの委嘱、気象台からの連絡、レーダー装置の拡充などにより情報を収集、分析し、道路情報板による情報の提供を行い、道路利用者へのサービスに努めています。
交通安全事業
交通安全事業として、事故対策を重点に、歩道空間整備、交差点改良、道路案内標識設置、照明灯設置、視線誘導標設置等、安全で快適な道路空間の整備を行います。
歩道空間整備の一例
※必要に応じ、路肩を着色します。
交差点改良の一例
※信号設置は警察です。
特殊車両の通行許可関係
近年は車両も貨物も大型になり重量が増すことで道路が壊されるケースが増えています。道路は一定の規格で作られており、道路法で通行できる車両を限定していますが、この限度を超える車両の通行は、道路管理者の許可が必要です。この特殊車両通行許可が適正に履行されているかを確認し、違反車両に対して必要な措置を命じることを目的に指導取締り業務を行っています。
許認可事務
道路を占有する物件(電柱、電力線、通信線、上下水道管、看板など)の許可事務および設置されている物件の現地指導業務を行っています。また、道路に接する土地の所有者、または利用者が道路敷地内で道路の構造を変えるような工事をする場合(乗り入れなど)、道路管理者の承認が必要です。この工事内容の審査、承認事務を行っています。