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放流実験の当初は、出水後に放流した個体が確認できない状況でしたが、この実験で得られた知見をもとに生息適地の評価手法を改善することにより、より適した箇所に放流することができ、2出水期を越えて個体の生存を確認しています(下記グラフ)。平成28年の調査では、繁殖期である6月に、成熟した雌2個体を確認しました。
平成28年には、移植対象集団の増殖個体が得られたことから、平成29年より移植候補箇所での放流実験を開始しました。現時点(H29.3現在)までの移植対象集団の放流実験では、平成29年6月~9月の短期間ではありますが、約4割の放流個体が再確認され、野生個体と同程度の成長をしていることを確認しています。
移植候補箇所の支川等においては、過年度に放流した個体の再確認状況を踏まえ、既往の生息適地評価に加え、現地踏査を行い、上下流の連続した区間での生息適地を抽出し、放流実験及び周辺環境のモニタリングを継続的に行うこととしています。