生息状況調査の経緯

 設楽ダム周辺に生息するクマタカについて、 平成9年から生息実態に関する調査を行っています。 これまでに行動圏の内部構造を推定するための調査及び繁殖状況を確認するためのモニタリング調査、 繁殖の活動を確認するために営巣木にCCDカメラを設置して状況を把握(CCDカメラ調査) などを行ってきました。 この結果、設楽ダム周辺には、3つがいが確認されています。 平成21年繁殖シーズンから設楽ダム建設の準備に入ったことから、 工事実施中の調査(事後調査)を実施しています。

 

繁殖
シーズン
Aペア Bペア Cペア
項目 項目 項目
平成 9年 生息分布調査 生息分布調査 生息分布調査
平成 10年 内部構造調査 内部構造調査
平成 11年
平成 12年 補足調査 内部構造調査
平成 13年 モニタリング調査 モニタリング調査
平成 14年 モニタリング調査
平成 15年
平成 16年
平成 17年 モニタリング調査・
CCDカメラ調査
平成 18年
平成 19年
平成 20年
平成 21年 事後調査 事後調査・
CCDカメラ調査
事後調査
平成 22年
平成 23年
平成 24年
~ 
令和5年
事後調査

 

 また、設楽ダムではクマタカ以外の猛禽類についても生息状況等の調査を実施しています。
これまでにオオタカ、サシバ、ハチクマ、ハイタカ、ツミ等、12種類の猛禽類が確認されています。 そのうち、設楽ダム周辺で繁殖を確認している種は、オオタカ、サシバ、ハチクマです。

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