設楽ダムは、 総貯水容量9,800万m³、 ダムの高さ約129mの重力式コンクリートダムです。
貯水池容量配分図
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ダム・貯水池諸元
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洪水調節容量 1,900万m³
豊川の上流で大雨が降ったとき、大量の雨水が一度に、下流側に流れ出さないように、一時的に水を貯めておくところです。普段はこの部分を空にしておきます。設楽ダムでは1,900万m³(1,900万トン)の水が貯められる容量が必要です。
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利水容量 7,300万m³
川の流れを保つための水や、私たちが使うための水を貯めるところです。そのため、普段から水を貯めておきます。設楽ダムでは7,300万m³(7,300万トン)の水を貯められる容量が必要です。
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堆砂容量 600万m³
ダムには除々に土砂が貯まりますが、この土砂によって水を貯めるためのスペースが奪われ、ダムに必要な水量を貯めることができなくなります。そこでダムをつくるときに、あらかじめ土砂が貯まっても良い部分を用意しておきます。これが”堆砂容量”です。設楽ダムでは600万m³(600万トン)の堆砂容量が必要です。
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有効貯水容量 9,200万m³
洪水調節容量と利水容量を足したものです。
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総貯水容量 9,800万m³
有効貯水容量と堆砂容量を足した、すべての容量のことです。
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