事業背景
 豊川では、これまで幾度も洪水による被害を受けてきました。戦後最大の洪水として記録された昭和44年8月の洪水では、7棟の家屋が流失し、919棟が半壊・床上浸水しました。
 また、平成17年は6月から8日にかけて、最大で水道用水20%、工業用水・農業用水30%の節水を行うなど毎年のように渇水に見舞われており、中部圏において最も水需要が切迫している地域です。

昭和54年10月(豊橋市石巻小野田町)
平成16年6月(豊橋市牛川町)
平成18年の渇水の時の宇連ダム
(平成18年1月)
川底が露出する大野頭首工下流のようす

 東三河地域の人々の暮らしを守り、 産業の発展のために、設楽ダムの建設が必要とされています。

 豊川水系では、治水面において、平成13年11月に策定された「豊川水系河川整備計画」の中で、設楽ダムによる洪水調節と河川環境の保全が位置づけられています。
 また、豊川水系は、水資源開発促進法に基づく水資源開発水系に指定されており、東三河地域における工業や農業の発展に寄与する各種用水を確保するため、計画的かつ円滑に水資源の開発を行う必要があります。 平成18年2月には利水面での設楽ダム建設の必要性が位置づけられた「豊川水系における水資源開発基本計画(豊川水系フルプラン)」の全部変更が閣議決定されました。


豊川の水を利用している地域

国土交通省中部地方整備局 設楽ダム工事事務所
(新城庁舎)〒441-1341 愛知県新城市杉山字大東57 TEL 0536-23-4331/FAX0536-23-4401(代表)
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