ダムは「操作規則」というルールに基づいて運用しています。
洪水の予測、放流の通知の段階を踏んだ上でダムから放流を行います。
■情報収集・洪水予測
ダム上流にある雨量・水位観測所や国土交通省の雨量レーダ、気象会社から提供される雨量予測などの情報を収集します。情報をもとにダムに入ってくる洪水の量を予測し、防災操作の必要性を判断します。
■放流通知・警報・巡視
ダム放流を行うときは、自治体や警察など関係機関に通知を行います。また、ダム下流区間ではサイレンを鳴らして河川利用者へ周知を行い、警報車による巡視を行います。
■ゲート操作
ダム貯水位やダムへ入ってくる洪水の量のほか、ダム下流の河川水位など常に情報を収集しつつ、ルールにのっとって防災操作を行います。