みっちゃんとSABO探検 くらしの中のキケン
こんなことがあった!土砂災害!!
こんな美しい自然も、大雨などにより、突然、恐ろしい姿に変わります。越美でも今までに自然の力がおこした災害がありました。
越美の三大崩壊地
昭和40年災害
昭和40年9月、台風による集中豪雨で能郷白山の周りに1日で700ミリを越える大雨が降りました。この大雨でたくさんの土や石、砂などが水に混じって津波のように流れ出し(土石流 )、旧藤橋村や旧根尾村を襲いました。この災害で東杉原地区などで死んだ人1名、けがをした人13名や433件の家が壊れたり、流されたり、水浸しになるなどの被害をうけました。この時、徳山白谷で山くずれが起こり、徳山白谷では183立方メートル、根尾白谷では107万立方メートルの土や石、砂(土砂)が崩れだしました。2つの山崩れで流れた土砂の量は東京ドームの約2.5倍になります。
- 昭和40年災害の時、下流の横山ダムにはたくさんの土砂がたまり困ってしまいました。約何年分の土砂がたまってしまったのでしょうか?
- ①10年
- ②20年
- ③40年
昭和50年災害
昭和50年8月、台風が揖斐川上流の地域を直撃し、750ミリの集中豪雨で旧坂内村では川があふれ土石流が流れ起こりました。この土石流で37件の家が壊れたり、水浸しになりました。家だけでなく道路や電柱もこわされ、通行ができなくなり、電気も使えなくなるなどの大きな被害を受けました。
平成元年災害
平成元年9月、集中豪雨により川があふれ土石流を引き起こし、旧根尾村の南部や旧久瀬村小津地区の家や道路に大きな被害を与えました。