クマタカ通信vol.223

女性の働きやすい工事現場を目指して、けんせつ小町隊による
工事安全パトロールを実施しました

11月19日(木)に工事受注業者及び越美山系砂防事務所の女性職員からなるけんせつ小町隊と、越美山系砂防事務所職員、越美山系砂防事務所管内工事受注者が合同で工事安全パトロールを実施しました。

【パトロール箇所】
①令和２年度　越美山系根尾川砂防堰堤工事(ガラン谷)
②令和元年度　越美山系ワシズ洞第１砂防堰堤工事

【参加者】
けんせつ小町隊　隊員８名（工事受注者６名、越美山系砂防事務所２名）
越美山系砂防事務所職員　３名
越美山系砂防事務所管内工事受注者　18名

パトロール実施（機材小屋の点検）

パトロール実施後、けんせつ小町隊から点検結果の報告がありました。報告の中には「男女別のトイレの間がたれ布1枚になっている。もう少ししっかりしたもので仕切りにした方が良い。」(ガラン谷)、｢看板や表示板にイラストが用いられて見やすくなっている。｣(ワシズ洞)、｢吸い殻入れがふた付きになっていて、受動喫煙対策になっている。｣(ワシズ洞)といった女性ならではの視点による報告もありました。

けんせつ小町隊による点検報告

その他の指摘事項として、以下の意見がありました。
●根尾川砂防堰堤工事(ガラン谷)
・全体として、きれいに整理整頓されている
・通路は緑、立入禁止は赤のコーンとバーで色分けされていて、見やすくて良い。
・避難場所の範囲が不明確。わかるように明示すべき。
●ワシズ洞第１砂防堰堤工事
・表示板にイラストや絵が多く用いられていて、和ませてくれる。
・堰堤の袖天端に行ける林道の路肩にロープ等での明示のないところがある。明示すべき。
・ヘルメットカバーや安全チョッキがオレンジ色の蛍光色で、目立って良い。

パトロールでの報告を受け、指摘のあった事項を改善し、更なる安全面・衛生面の向上に努めていきます。

パトロール後の意見交換会

またパトロール後、ワシズ洞の現場事務所にてトイレ、更衣室、事務所の使い心地についてもチェックを行いました。女性技術者が常駐する現場らしく、鍵のかかる更衣室や事務所のクッションフロアが足に優しいなど、行き届いた環境になっているとの声が出ていました。

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