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クマタカ通信

vol.163 無人航空機(UAV)による災害応急対策に関する演習を実施しました

2018年11月07日

クマタカ通信 vol.163

本日11月7日は「立冬」です。暦の上では冬になります。朝晩の冷え込みにより山の紅葉が進み、里にも早く下りてこないかと心待ちにしております。今号では、先日行いました無人航空機による災害応急対策に関する演習について報告します。


無人航空機(UAV)による災害応急対策に関する演習を実施しました


11月1日(木)当事務所と岐阜県測量設計業協会主催による「無人航空機(UAV)による災害応急対策に関する演習」を開催し、72名が参加しました。

平成28年度に岐阜県測量設計業協会(以下、岐測協)との間で締結した「無人航空機による災害応急復旧対策に関する覚書」に基づき、土砂災害が発生した際の被害調査及び情報伝達の訓練と無人航空機による被害箇所把握の現地演習を行いました。


はじめに、情報伝達演習を実施しました。地震発生により山腹崩壊が発生した想定で行われ、当事務所から岐測協へ調査を要請する手続きを確認しました。



次に、岐測協よりドローンを飛ばす際のルールや操作方法を講習しました。災害時におけるドローン活用の留意点を確認し、緊急の際に慌てず対応できるよう学びました。


災害時におけるUAV活用の留意点の説明


その後3つのグループに分かれ、ドローンの操作訓練を行いました。初めて操作する人の基本操作の練習から、動画を撮る場合の画角を考えた操作方法など操者レベルに合った講習内容でした。


UAV操作の練習中


参加者からは、「土砂災害を想定した現地演習をすることで、災害時の対応の流れを学ぶことができ、良い訓練となった」という声がありました。

災害時に即時対応できるよう、日々の操作訓練が必要だと改めて感じました。日々の調査よりドローンを活用し、操作技量を高めていけるよう日々操作の腕を磨いていきたいです。



現場の一枚
【無人航空機による災害応急対策に関する演習】

澄み切った青空に、紅葉とすすきが重なり、深呼吸したくなる景色でした。しかし現地は気温が低く、分厚い上着を着ていても寒い程で、多くの皆さんは体が冷え震えながら演習をされていました。

揖斐郡揖斐川町坂内坂本地内


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