本文へ

道をたのしむ

便利で豊かな地域を支えるみち

2.暮らしと産業を支える

2)ものづくりと物流を支える

美濃・関周辺から各地へのアクセスが向上!

  • 東海北陸道と東海環状道によって岐阜県各地へのアクセスが便利になった美濃・関周辺では、各種企業の物流センターが続々と進出しています。
  • 将来的には、東海北陸道や東海環状道の全線開通による北陸・関西・三重方面などへのアクセス向上も、企業にとって大きな魅力となっています。
図:アクセス向上による企業への影響

▲クリックすると拡大します


美濃・関周辺から各地へのアクセスが向上!

ものづくりが盛んな名古屋圏では、高速ネットワークを利用した製品輸送の効率化も進んでいます。ここでは、その代表的な事例をご紹介します。

事例1:トヨタ自動車株式会社
図:伊勢湾岸道整備による効果<自動車部品>
  • 自動車の主要メーカーであるトヨタ自動車では、最終組み立てを行う豊田工場と全国各地を結ぶ物流が盛んです。
  • とくに名古屋港へは、完成車を運ぶキャリアカー(車両運搬トレーラー)が1日約1,000台運行しています。
  • 例えば自動車部品で見ると、伊勢湾岸道の開通により、豊田工場と名古屋港(飛島)を結ぶ便が1日2往復から3往復に増加しました。(ヒアリングより)
図:完成車の動き

(出典:トヨタ自動車株式会社資料をもとに作成)


事例2:シャープ株式会社
図:伊勢湾岸道整備による効果<液晶テレビ>
  • 液晶テレビの主要メーカーであるシャープでは、高速ネットワークを使った製品輸送が便利な亀山市内に、新たに工場をつくりました。
  • 伊勢湾岸道の開通により、亀山工場から名古屋港コンテナヤードまでの時間が、1.5時間から50分に短縮しました。
  • 高速道路はゆれが少ないことから、液晶テレビなどの精密機器の輸送に適しています。(ヒアリングより)

写真:亀山工場

亀山工場
左:第一工場 右:第二工場(完成予想)(出典:シャープ株式会社ホームページ)


図:輸送ルート

(出典:ヒアリングによる)