矢作ダムは、昭和46年4月の運用開始以来30年以上が経過し、この間、幾たびもの洪水、渇水を経験し
その使命を果たしてきたが、一方でダム貯水池内外において、環境の変化が生じてきている。 |
これらの自然環境、冷濁水、ダム堆積土砂等の変化を把握し、今後の矢作ダム貯水池を総合的に管理す
るために、矢作ダム貯水池総合管理計画検討委員会(平成14年8月〜平成17年2月まで8回の委員会を開催)
において、冷濁水対策・ダム堆砂対策等の対策の検討が行われてきた。 |
また、平成17年度には、矢作ダム堰堤改良事業が採択され、ダム堆砂対策によるダム機能回復と事前放
流設備設置によるダム機能の向上を図ることになった。 |
本委員会では、ダム堆砂対策及び事前放流設備設置に関する技術的課題について、学識経験者、関係者
の指導・助言を得ることを目的に設立するものである。 |