【祝】「与田切ネットワーク」が表彰を受けました。

与田切川のキャンプ場の上流にある与田切砂防林を維持管理していただいている「２１世紀与田切ふるさとの森と川づくりネットワーク」（以下与田切ネットワーク）が土砂災害防止功労者表彰を受けました。
与田切ネットワークは平成22年に設立されて以降、砂防林、床固工群内を左右岸で北○○番地、南○○番地と地番を付けてネットワークに登録していただいた団体に地番毎、きのこを採ったり、ドングリを植えたり各団体の色を生かしながら砂防施設周辺の維持管理をおこなっています。また毎年夏から秋にかけて地域の子供達を対象に「よたっこと遊ぼう」というイベントを開催するなど、自然と関わりながら土砂災害及びその防止について理解と関心を深めてもらっています。（詳しくは飯島町さんのHP内　 http://iijimarxbv.ww8.jp/mn0402.html　もしくは
ブログ　https://blogs.yahoo.co.jp/yotagiri_furusatono_yamatokawa　をご覧下さい）



授賞式の様子（今掘会長）



徳島県知事の挨拶


ちなみに写真の表彰式は「土砂災害防止全国の集いin徳島」で行われ、基調講演やパネルディスカッションがあったのですが特に印象に残ったのが、「地震は起きてから避難するが土砂災害は起きる前に避難できる」「日頃の準備から防災・減災は始まり、それをする、しないで大きく変わる（災害の時）」というものでした。

飯島いいものつくろう会が定期総会を行いました

　平成３０年度　いいものつくろう会の総会を５月１８日　金曜日駒ヶ根アイパルで開きました。平成２９年度の取組み活動報告及び平成３０年度の各部会の活動計画を決めました。また、天竜川上流河川事務所の山村工事品質管理官より工事の安全、品質に関する講演がありました。 ※「飯島いいものつくろう会」とは、飯島砂防出張所が監督している砂防工事の品質を高めようと、受発注者で意見交換をする施工技術の勉強会のことです。
詳細はこちら（http://www.cbr.mlit.go.jp/tenjyo/landslide/iijima_iimono.html）

総会の様子


安全表彰の様子


講演の様子

(株)ヤマウラ（三井さん）が中部地整代表で工事安全論文の発表を行いました

　昨年度完成した平成29年天竜川水系中田切渓流保全工事の安全に関する取り組みを中部地勢代表として「全国砂防関係工事安全施工管理技術研究発表会」で発表を行いました。これは国道153号線橋梁直下の工事での安全対策やＶＲ（バーチャルリアリティー）を使った現場作業員への安全教育等、第三者への事故リスク軽減や最新機器を利用した安全教育を評価されたもので、とくにＶＲ体験は自分自身が落下したり、上から鉄骨が落ちてきたりと現場さながらの臨場感が体験できるものでした。

天竜塾でプレ発表の様子

平成３０年度の工事が始まりました。

�@芦洞沢砂防堰堤工事（(株)ヤマウラ）
　天竜川支川の新宮川上流にある芦洞沢に新しく砂防堰堤を作る工事です。現場は沢沿いの狭い道を上ったところにあり、すぐ横には戸倉山キャンプ場があったり、戸倉山に登る登山道の入り口だったりで、地元や関係の皆さんにはご不便をお掛けしますが、なるべくご迷惑にならないよう工夫して工事を行っていく予定ですのでよろしくお願いします。

完成予想図

�A中田切渓流保全工事（(株)ヤマウラ）
　中田切川の国道１５３号線の橋の上流で工事をしています。昨年度は橋の真下で注意しながら工事を行いましたが今年はリサイクル工場や石材工場のすぐそばで工事を行うため引き続き注意しながら行いますのでよろしくお願いします。ちなみにこの工事は「砂防ＩＣＴ」の対象工事となっていて、オペレーターさんの腕が悪くても（失礼ですけど）上手に土を掘れる機械などを見る事ができます。（おしりにＧＰＳアンテナが着いています）

飯田線と国道の間

�B片桐松川床固工事（神稲建設(株)）
　片桐松川に架かる広域農道のまつかわ大橋上流で床固工をつくる工事をしています。昨年度下流に向かって右側を作って今年は反対側の工事です。安全に注意して、丈夫で見た目もきれいな床固工をつくっていきたいと思いますのでよろしくお願いします。

６月中旬の様子