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こまくさ通信 第42号(2012/9/28)

駒ヶ根高原マラソン (平成24年 9月28日 金曜日)


駒ヶ根高原  9月30日は駒ヶ根高原を舞台に健脚を競う駒ヶ根高原マラソンの日です。
 第30回目の今大会にはバルセロナとアトランタオリンピックでメダルを獲得された有森裕子さんがゲストランナーとして参加されるとのこと。
 有森さんをはじめ皆さんの走りを沿道から応援したいと思っています(写真はランナーを温かく見守るようにたたずむ中央アルプス駒ヶ岳)。
 皆さん怪我のないように準備運動をして駒ヶ根高原の風景を楽しんでいって下さい。

光のファンタジーと仲秋の名月 (平成24年 9月24日 月曜日)


与田切での催し  今年の仲秋の名月は今月末です。おだんごと秋の七草を思い浮かべる方も多いでしょう。私は、以前、秋の七草が直ぐに頭に思い浮かばず、その経験から、春の七草(参照:こまくさ通信第33号)と同様、短歌風に詠んで憶えるようにしました。
 「おみなえし ききょう・なでしこ ふじばかま くず・はぎ・すすき 秋の七草」
 ご存じの通り、各々の七草に漢字をあてると、女郎花(オミナエシ)、桔梗(キキョウ)、撫子(ナデシコ)、藤袴(フジバカマ)、葛(クズ)、萩(ハギ)、薄(ススキ)、となります。
 ここで、キキョウはもちろん桔梗ですが、今号の月初めの項でも紹介しましたようにキキョウの古名は朝顔です。ナデシコは、女子サッカーのナデシコ・ジャパンであまりにも有名ですが、漢文読みでは「子を撫でる」と書き、何かほのぼのとしますね。秋の七草は、春の七草とは違い食用ではありませんが、景観を彩る代表的な草花です。
 さて、前置きが長くなりましたが、今年も与田切公園で「光のファンタジー」が開催中です。きっと、仲秋の名月の日は、良い雰囲気になるのでしょうね。


与田切本六工事 (平成24年 9月18日 火曜日)


与田切の帯工  与田切川右岸側の帯工工事が完成間近です。
 現在最終的な護岸の工事を進めています。
 今後は、さらに同じ右岸のさらに下流側で床固工事を行ない、左岸側の工事にもとりかかる予定です。
 家屋が立ち並ぶ地域での床固工事は地域の安全・安心と渓流保全の観点でとても重要です。
 画像内、左下方の赤色カラーコーンをいくつも置いた箇所のコンクリート構造物が帯工(河川や渓流における横断構造物の一種)です。まるで、河床に「帯」を張ったように見えます。
 この工事が終わる頃、与田切の新たな工事も着手される予定です。

中田切第4砂防堰堤の案内 (平成24年 9月14日 金曜日)


中田切第4  外部の方への案内で中田切第4砂防堰堤に行きました。
 先月末に訪れた時にはまだまだ夏草が繁茂していましたが、1000m以上の標高のため、すっかり秋の気配を感じるとともに、林道各所で崖崩れや落石が確認できました。
 中田切川の上流(本谷)は、左岸側は駒ヶ根市、右岸側が飯島町となっています。そして、源流は駒ヶ根市側が「空木(ウツギ)岳」、飯島町側が「赤梛(アカナギ)岳」です(画像は当日撮影した中田切第4砂防堰堤の上流側の現状)。


 この案内にあたり、とても残念なイタズラに出くわしました。
 駒ヶ根市にて管理している林道ゲートの施錠用の鍵を解錠しようとした際、鍵穴を小枝のようなもので塞がれていることに気づきました。
 もしも緊急時に鍵を開けられない場合、それが、例えば入山者が滑落して人命に関わる事故のような場面だったならと思うと、少々ゾッとしました。
 この一般道からこのゲート迄は遠く、おそらく徒歩ではなく車両で近づいたものと思います。つまり自動車運転免許所有者(ことの善し悪しの判断が付く人)でしょう。イタズラをした人は十分反省し、二度としないで下さい。

安全パトロール (平成24年 9月13日 木曜日)


平成24年度上半期最後の安全パトロール  今年度の上半期最後の受発注者相互による工事安全パトロールを実施しました。
 当出張所では、現在6件の工事が稼働しています(「飯島砂防出張所 工事概要」はこちら)。
 第1四半期に工事が完成したものもあり、年度初めに比べて、少々、対象工事が減りましたが、下半期には新たな工事が加わる予定です。
 先月末には管外の安全協議会組織が、特別安全パトロールとして現場を尋ねてくれました。
 一緒になっての安全チェックと、良いことは積極的に褒める意識が工事の安全につながります。上半期も残りわずかですが、下半期も受注者の皆さんが相互に現場の安全管理の良い面を推奨し合いながら、無事故・無災害で工事を完成させてもらえるよう、発注者側も気を引き締めてゆきたいと思います(画像は9月11日から本格的にトンネルの掘削を始めた黒川第4砂防堰堤施工仮排水トンネル工事現場での「安全パトロール」の様子)。

安全パトロール (平成24年 9月11日 火曜日)


黒川第4砂防堰堤仮排水トンネル工事  本日より黒川第4砂防堰堤施工のための仮排水トンネルの本格的な施工が始まりました。
 8時30分、予定通り最初の発破を実施。爆音と振動が伝わってきます。
 現場の作業は昼夜交代制で実施され、@削孔、A装薬、B発破、Cズリ出し、Dコソク※、E吹付、Fロックボルト(ただし地山等級により必要な区間のみ)の順に、4回/日の工程を繰り返します。
 黒川通信でも紹介してきましたようにトンネル施工の工法は、NATM(New Austrian Tunneling Method/吹付ロックボルト工法)と呼ばれているものです。 ※コソクとは、坑内労働者に危険が及ぶことのないよう、発破後のずい道(トンネル)に残った浮き石を除去することをいいます(労働安全衛生規則第384条参照)。

工事現場とも連携した防災訓練 (平成24年 9月 6日 木曜日)


 9月1日(土)や2日(日)は、事務所の災害対策の任務にあたる職員が、各自治体の訓練の支援にあたっておりましたので、事務所全体での防災訓練は本日行なっております。
 出張所では某工事現場にも防災訓練に協力して頂き、実際に訓練の避難をしていただきました。
 先月末(8月29日)、中央防災会議の南海トラフ巨大地震対策検討WGによる『南海トラフ巨大地震の被害想定(第一次報告)』が公表され、円滑な避難といった“減災対策”の重要性が提言されていました(「内閣府による報道発表資料」はこちら。 PDF225KB
 こうした提言も受けて、地域の方々だけでなく、工事現場に携わる方々にも、避難の大切さがしっかりと浸透しているのではないでしょうか。前述の有識者会議の提言通り「現在の知見では発生頻度が極めて低い最大クラスの地震・津波の想定被害に、何ら悲観することなく、迅速かつ主体的に避難する」ことをお薦めします。

関東甲信の梅雨明けは7月25日に確定 (平成24年 9月 5日 水曜日)


 こまくさ通信 第40号(2012/ 8/ 1)にも、梅雨明けしたものの不安定な天候です、といった話を載せました通り、梅雨明け発表後も不安定な天候が続いたというのが実感です。
 気象庁も、気象予測をもとにした梅雨入り明けの速報とは別に、梅雨の季節が過ぎ、春から夏にかけての実際の天候経過を考慮した上で統計値を確定します。
 その統計値の梅雨明けは、速報の7月17日ではなく7月25日です。梅雨明け以降、天気が崩れ、気温も低い状況が続いたため、統計上の確定値として考慮したものと思われます。
 以前、巷の天気予報では梅雨の戻りという不思議な言葉もありました。やむなく使われた言葉でしょうが、まさしく「梅雨」の如くすっきりしないため、これ以降「梅雨明け」ではなく「梅雨明けしたとみられる」とか、「何日頃に梅雨明け」という表現にかわったと記憶しています。さらに、梅雨明け自体を特定できなかった年もあります。例えば、1993年が、関東甲信地方の梅雨明けが特定されなかった年です(「気象庁 昭和26年(1951年)以降の梅雨入り梅雨明け(確定値):関東甲信」参照。)
 いずれにせよ、梅雨明け後、2週間も経たない間に局地的な豪雨(例えば、8月6日辰野町の日最大1時間降水量70.5mm・・・1978年の統計開始以来1位の記録)が発生するようになった昨今、一昔前のように安定した夏空は望めなくなってきたのかもしれません。
 気候変動(地球温暖化)の影響で、熱中症だけでなく、スコールの発生や、マラリアなどの感染症にも警戒せざるをえないかもしれないと思うと、将来世代のためにも巨大地震対策と併せて気候変動対策も我が国の喫緊の課題だと思います。

休日自主巡視 (平成24年 9月 1日 土曜日)


太田切川沿道  今日は、防災の日です。これに合わせて、今日明日、全国的に防災訓練が実施されます。
 さて、山間地の「防災」と言えば、砂防施設が先ずは頭に浮かぶのではないでしょうか?ここ太田切川でも、砂防施設を眺めたり、楽しみながら学ぶことのできる施設が、駒ヶ根ファームスに隣接の「こまくさ橋(吊り橋)」周辺に数多くあります(画像参照)。
 その「こまくさ橋」に繋がる通路脇にて、駒ヶ根市観光協会のサポートによる「収穫祭」や「もみじクラフト(手作り工芸品の出展即売会)」というイベントが開催されました。
 私も、早朝から家族を連れて、太田切川の砂防施設の休日自主巡視を兼ね、川に沿って砂防施設を見ながら散歩した後に、同イベント会場を訪ねてみました。
 「もみじクラフト」では、日本人の誇りであろう繊細な「ものづくり」による数々の工芸品を垣間見ることができました。
 一方、こまくさ橋左岸(宮田村側)に隣接した「森と水のアウトドア体験広場」内の山野草園では、秋の七草にも数えられる「女郎花(おみなえし)」や「朝顔(キキョウの古名。例えば、万葉集ではキキョウのことを朝顔と詠んでいます。)」も見られます。ぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。

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