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こまくさ通信 第32号(2011/12/14)

 

「飯島いいものつくろう会」による合同安全教育 (平成23年12月7日 水曜日)

合同安全教育  飯島町文化館中ホールにおいて、合同安全教育を実施しました。
 これは中部地方整備局の土木工事共通仕様書(H23年6月版) 第1編 1−1−26.8.「定期安全研修・訓練等」の“場”を、これまでに当出張所の直轄砂防工事に関わってこられ、現在も地域の公共事業に携わっている「飯島いいものつくろう会」の会員の皆さんを対象とするだけでなく、現在、当出張所の工事に携わっている皆さんにも、一斉に提供しているものです。
 合同で行うことで、日頃現場で行っている安全訓練や研修とは異なる雰囲気に、各工事に携わる方々が適度な緊張感を持てます。結果、安全への意識をさらに深めてもらえればというのが最大の狙いです。
 また、今回の合同安全教育では、各分野(地震防災・人命救助と応急処置・通信設備や電力線などの架空線事故防止・健康管理)のスペシャリストを講師として招き、伊那谷で注意しなければならない地震の話題から始まり、最後は、全員が一緒になっての体操(肩こりや腰痛の防止に効果のあるストレッチ)を行うことで、参加者の一体感もありました。
 こうしたことで、日常的な安全への不安の芽が消えれば幸いです。
 現在、「飯島いいものつくろう会」では、“安全”に、いいものをつくることも重要な柱にしており、安全部会を組織し、これまでも工夫を重ねてきました。努力の積み重ねが、こうしたすばらしい講師をお招きすることに繋がっています。
 今年度も厳しい冬を迎えるとともに工事本数も増えてきており、あらためて、体をほぐしながら、適度な緊張感の中で、気を引き締めて工事監督を進めて行きたいと思います。 受注者の皆さん、無事故で年末年始を迎えましょう。

師走に入り、平地でも雪がうっすらと・・・ (平成23年12月2日 金曜日)

中央アルプス  寒波が日本列島を南下したため、昨日から今日にかけて12月下旬から1月中旬の頃の寒さになりました。
 天竜川上流河川事務所や出張所から見える中央・南の両アルプスでも雪化粧をしています。
 さて、今年は、日本アルプスを紹介したとされるイギリス人登山家ウォルター・ウエストン(1861〜1940年)が中央アルプスに登頂して120年の節目の年だそうです。
 その記念式典が、昨日(12月1日)中央アルプス駒ヶ岳にて行われたということを地元紙が紹介していました。
 掲載の写真は、そのイベントの写真ではありませんが、この2週間ほどで秋から冬に、様変わりした当出張所から西方に眺めることのできる中央アルプスの飯島町内に座する美しい山々の写真です。
 山々の写真は過去のこまくさ通信でも紹介してきましたので、山の名前はそちらをご参照下さい。
 なお、中央アルプス駒ヶ岳での初冠雪は11月21日でした。これは、昨年より19日遅く、過去10年で最も遅いそうです。
 雪と言えば、スキーを連想される方も多いことでしょう。ここ日本アルプスが世界に広まるきっかけとなって120年の節目だそうですが、長野県にスキーが伝わって今季でちょうど100年だそうです。
 今年を締めくくる師走に入りましたが、当県では、「祈念と記念の年」になっているようです。

長野県建設業協会の現場研修対応 (平成23年11月24日 木曜日)

県建設業協会研修会  社団法人長野県建設業協会飯田支部が主催する技術者研修会の話し手の側として参加しました。
 片桐松川の砂防事業概要と同地区で隣接する2件の工事について概要を説明しました。
 当方、別件の会議があり、その都合で研修行程の時間を変更して頂いたため、研修に参加者の皆さんは朝早くに集合場所に集合され、当現場を訪ねて頂いたようです。
 皆さん、寒風の吹く中、早朝にお集まり頂きお疲れ様でした。

唐山沢事業説明会 (平成23年11月19日 土曜日)

唐山沢事業説明会

 駒ヶ根市と三六災害50年実行委員会が主催する「唐山沢砂防施設現地見学会」に話し手の側として参加しました。
 地元の中沢公民館では『中沢地区の三六災害と天竜川の特性について』と題した学習会を、砂防事業を担う立場で実施させて頂きました。
 その後、現地に移動し、唐山沢砂防林の現地説明をしました。
 あいにくの雨で、現場もぬかるんでいることから、工事作業を遠目に見える県道や市道の橋梁の上から眺めながらの説明となりました。
 その際、参加者の方から「公民館での説明で、砂防事業の重要性や砂防施設の機能がよく分かった。」と言っていただける場面もありました。
 未曾有の災害を被った地域だけに、砂防事業への期待はとても高いです。
 事業の説明をさせて頂く側として、ご協力に感謝するとともに、あらためて気の引き締まる思いです。

合同安全巡視 (平成23年11月18日 金曜日)

11月期安全点検午前点検終了

 今日は月に一度の合同安全点検の日です。
 10件以上の工事を受け持っていますと、効率的な巡視を進めても点検は1日がかりとなります。しかし、現場労働者に対する労働災害や、地域の皆さまへ工事作業による直接的被害がでないよう、欠かすことのできない重要な任務です。
 工事を受注している各会社の「現場代理人(総括安全衛生責任者)」とともに、合同で点検することで、「人のふりを見て、我がふりを直す」契機となるだけでなく、「多くの目」で異なる視点・異なる角度で点検でき、危険につながるような芽を摘み取れるであろうと考えています。
 事故にならないかもしれない「ヒヤリ・ハット」も含めた、事故要因の撲滅を目指して引き続き点検していきますので、受注者の皆さんも宜しくお願いします。

防災キャラバン (平成23年11月14日 月曜日)

 飯島砂防出張所管内の各市町村の行政窓口に、事務所職員とともに出むき、防災活動について情報交換をさせていただいております。
 当出張所管内では10月28日の上伊那郡飯島町から始まり、今日の下伊那郡松川町をもって終了となりました。
 地域の安全安心のための情報共有として、こういった場はとても重要です。

本年度第3回目の飯島いいものつくろう会 (平成23年11月11日 金曜日)

いいものつくろう会

 飯島町農村環境改善センター営農研修室において、今年度第3回目となる「飯島いいものつくろう会」が開催されました。
 今回のメインは、会員が待ちこがれていた事務所長の講演です。
 演題も当会にぴったりの「ものづくりの楽しさを伝えよう」でした。
 江戸時代と現代の砂防施設の比較研究や、未来を担う子ども達との接点アイテムである「絵本」を、そのストリーの中に垣間見える”ものづくり”というキーワードに視点を当て紹介して頂くなど、多方面にわたる話題を提供して頂きました。
 一方、当方からは「多自然川づくり」基本指針策定から満5年を期に、基本事項の復習的な解説をしました。
 また、3つの部会からは、これまでの各部会独自の活動の中間報告など、いつもどおり盛りだくさんの活気ある内容でした。

新宮川流域の中沢小学校にて特別授業 (平成23年11月8日 火曜日)

 新宮川は、飯島砂防出張所が砂防工事の監督をしております天竜川の支川(5流域)で唯一、竜東側に位置しています。
 その新宮川流域においても、50年前の「三六災害」は爪痕を残し、地域住民に多くの悲しみをもたらしました。
 この未曾有の災害による教訓を後世に伝えるべく、当時、ご家族を亡くされ悲痛の思いで過ごされた双山さんからの貴重な体験談や、地元で建設業を営まれている小学校OBの久保田さんとともに、当方も特別授業の話し手の側として参加させて頂くことになりました。
 教室では、お二人のお話に続き、当方からは「三六災害の概要」と「土砂災害の前兆」について、パソコン用のプレゼンテーション・ソフトを使いながら話をしました。
 その後、校庭に場所を移し、ハンズオン体験のような「砂防施設(床固工群)のしくみ※」と題した実験を行いました。

 後日、校長先生経由で特別授業に対する児童の感想文を頂きました。中には、実験自体を喜んでくれていたり、実験により砂防施設のしくみと効果が分かったといったものもあり、防災教育の観点で当方も少しはお役に立てたようでした。
 近い将来、地域防災活動を背負うであろう子どもたちの心に「土砂災害防止の重要性」を届けることができる機会を頂けたことに、あらためて感謝しております。

※:天竜川上流ニュースレター2011年8号に当日の様子が紹介され、模型実験の様子も掲載されています。

駒ヶ根高原砂防フィールドミュージアムの一般ツアーに参加
(平成23年11月6日 日曜日)

駒ヶ根高原SFM

 秋の行楽時期ではありますが、あいにくの雨天です。
 家族とともに、日曜日を利用して、地域や遠方からお越し頂いた方々とともに、駒ヶ根高原砂防フィールドミュージアムの一般ツアーに参加しました。
 太田切川流域の歴史を解説して下さるガイドの方の優しい語り口とあいまって、多岐にわたる内容と悠久の歴史のつながりに、思わず引き込まれていきます。
 太田切川や、その支川である黒川流域の歴史には、万古不易・千古不易の物語があり、興味がつきません。一緒に参加していた複数の小学生の子どもたちの目も輝いていました。

駒ヶ根高原砂防フィールドミュージアムの詳しい情報はこちら

国土交通省 中部地方整備局
天竜川上流河川事務所

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長野県駒ヶ根市上穂南7番10号

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