冬の三重を走るならノーマルタイヤNo!

雪道運転 Q&A

Q. 雪道に合わせてタイヤは変える必要があるの?

A.
スタットレスorチェーン

雪道では、スタッドレスタイヤを履くことをすすめします。スタッドレスタイヤは、雪道を走行する事を目的に作られたタイヤですので、積雪や凍結した道路で滑り難いなどの効果を発揮します。また、ノーマルタイヤで雪道を走行する必要がある方は、忘れずにチェーンを装着する様にしてください。

Q. スキー・スノーボードの積み方は?

A.
スキースノボ

スノーボードを積む場合は、板2枚裏同士で重ねず、1枚ずつ積みます。走行時の風の抵抗を考慮する必要があるからです。スキーの先端などを進行方向に向けてキャリアに積んだ場合、風の抵抗を受けてキャリアごと外れてしまうことがあります。高速道路を走行する場合などは、十分注意が必要です。また、高速走行時はキャリアへの風の影響で車の挙動が変わる場合があるので、運転にも注意が必要です。

Q. ABSがついてるから安心?

A.
ABS

ABS(アンチロックブレーキシステム)は、急ブレーキをかけた時などにタイヤがロック(回転が止まること)するのを防ぐことにより、車両の進行方向の安定性を保ち、また、ハンドル操作で障害物を回避できる可能性を高める装置です。通常は、大きな変化はありませんが、濡れて滑りやすくなっている路面などでは停止距離が短くなります。ただし、新雪時や砂利道、タイヤチェーンを装着しているときなどは、停止距離が伸びる場合もありますので、ついているから安心と思わず安全運転に心がけて下さい。

Q. ブースターケーブルってどう使うの?

A.
ブースターケーブル

雪が降る様な寒い状況下では、バッテリーの機能も低下し、ちょっとしたライトの消し忘れなどでバッテリーが上がってしまう事があります。そんな時、他のクルマから電気を一時的に分けてもらうことでエンジンを始動させること(「ジャンピングスタート」と言います)ができますが、このジャンピングスタートには、ブースターケーブルが必要です。ところが、このブースターケーブル、普段使用する物で無い事から持っていても、つなぎ方を知らない人が意外と多いと思います。
ジャンピングスタートを開始するには、必ず事前にブースターケーブル本体の点検を行ないます。被膜の破損やケーブルの断線、及びバッテリーの端子を挟むクリップ部分にガタがないかを確認して、問題があれば使わないようにしましょう。
次に、電気を供給してくれる救援車を用意します。普通車は12V、トラック当は24Vと電圧が違います。電圧の違う車は救援車として使用出来ません。同じ電圧の救援車を用意しましょう。

救援車を故障車の近くに止め、エンジンを停止させてからボンネットを開けて、ブースターケーブルをつなげます。
一番重要な端子をつなぐ手順ですが、

  1. 故障車のバッテリーターミナルのプラス側と、救援車のバッテリーターミナルのプラス側を赤いクリップで挟んで接続します。
  2. 救援車のバッテリーターミナルのマイナス側を黒のクリップで挟んで、反対の片方を故障車のエンジンの金属部分などに挟みアースします。
  3. 確実につながっていることを確認してから、AT車はパーキング、MT車はニュートラルになっていることを確認してサイドブレーキを必ずかけて、救援車のエンジンをかけます。
    それから、救援車のアクセルを踏んで回転を少し高く保ちます。
  4. つぎに故障車のスターターを回しエンジン始動します。

エンジンが始動したら、ケーブルはつないだ時とは逆の順番で取り外します。エンジンを止めると再び始動できない場合も考えられますので、早めにディーラーや専門店で点検してもらいましょう。

Q. 轍のある道での運転?

A.
轍

基本的には轍に沿って走った方が横方向の滑りを抑えられ車は安定します。ただし、轍に沿って走らないと急にハンドルをとられたり、車線変更がしにくいことがあります。これはタイヤが轍の壁を登って轍から外れようとしたときに起きます。轍をうまく利用して走るには、ハンドルをあまりしっかりにぎらずに少し遊びを持たせてにぎってみましょう(しっかりにぎっているとタイヤからの反動でハンドルがとられ、指をケガすることがあります)。すると、車は自然に轍の中を走ってくれるのです。しかし、深い轍は車の下が積雪面と干渉する事がありますので、避けた方がいいでしょう。