タイヤチェーンには、金属の鎖のものと、ポリウレタンやウレタン、ゴム製などの非金属のものがあります。どちらが優れているということはなくそれぞれにメリット・デメリットがありますので、使う用途や予算に合わせて選んでください。下記にタイヤチェーンの代表的なものを紹介します。
はしご型
亀甲型
チェーンの取り付けのためにジャッキアップしたり車を動かして…などというのは昔の話で、いまではワンタッチチェーンとよく言われる覚えてしまえば簡単に取り付けできるものが用意されています。チェーンの取り付けがいかに簡単にできるかをイラストで紹介します。
実際には、購入したチェーンに附属している取扱い説明書を見て取り付けてください。
1. チェーンの裏表に注意し、タイヤにチェーンを被せます。前輪への取付の場合、右タイヤは右へ、左タイヤは左へハンドルをめいっぱい切っておくと作業がしやすくなります。
2. タイヤの裏に手を伸ばして、チェーンの内側のフックを留めます。フックが届かない場合は、チェーンを左右に揺り動かして引き寄せます。
3. チェーンを均等に整え、外側のフックを留めます。フックが届かない場合は、同じくチェーンを左右に揺り動かして引き寄せます。
4. 金具の連結部を起点に、ゴムバンドあるいはスプリングを均等に掛けます。バンドのフックもタイヤを傷めないように、外側に向けます。
1. 図のようにチェーンをタイヤの裏側へ回し込みます。
2. チェーンの両端をも持ち、タイヤに沿わせながら持ち上げます。
3. 裏側上部のジョイントを接続します。(ジョイントの形状はメーカーにより異なります。)
4. 地面側のチェーンを強く引き、外側下部のフックを接続します。(フックの形状はメーカーにより異なります。)
5. 外側上部のチェーンを強く引き、上部のフックを接続します。
6. フックの全てにゴムバンドを均等に掛けます。