丸山ダムのあゆみ
長い木曽川の流れのなかで、みんなの暮らしを支えてきた丸山ダム。完成してからもう60年あまりが経過しています。
ここでは、丸山ダムのあゆみについて振り返ってみることにしましょう。
1943(昭和18)年10月 | 日本発送電㈱により着工 |
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1944(昭和19)年5月 | 太平洋戦争により工事中止 |
1951(昭和26)年5月 | 電力再編成により関西電力㈱が承継 |
9月 | 本格的に工事着工 |
1952(昭和27)年6月 | 丸山ダム建設地点全景
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9月 | ダム左岸骨材プラント
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1953(昭和28)年12月 | 丸山ダム建設状況
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1954(昭和29)年4月 | 関西電力㈱による発電業務開始 |
7月 | 建設省による洪水調節業務開始 |
1956(昭和31)年3月 | 管理設備完成により、丸山ダムの全工事が完成
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7月 | 丸山蘇水湖遊船事業開始
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1961(昭和36)年6月 | 梅雨前線豪雨により最大*流入量約5,000m3/sが発生、このうち200m3/sを調節しました。 |
1964(昭和39)年9月 | 台風20号により最大流入量約6,100m3/sが発生、このうち約1,300m3/sを調節しました。 |
1969(昭和44)年8月 | 台風7号による出水により大量の流木が漂着 |
1971(昭和46)年5月 | 新丸山発電所発電開始 (関西電力㈱) |
1972(昭和47)年7月 | 梅雨前線豪雨により最大流入量約5,760m3/sが発生。このうち約1,000m3/sを調節しました。
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1983(昭和58)年9月 | 台風10号により*既往最大流入量8,200m3/s、美濃加茂市、 坂祝町、八百津町など浸水被害 ![]() |
1986(昭和61)年4月 | 新丸山ダム嵩上げ建設事業着手 |
1993(平成5)年7月 | 梅雨前線豪雨により5,700m3の流木が漂着 |
1994(平成6)年4月 | ダム放流制御装置本格運用 |
1999(平成11)年7月 | 梅雨前線による豪雨により最大流入量約5,100m3/sが発生、このうち約400m3/sを調節しました。この調節によりダム下流3kmの地点では水位が50cm低下しました
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2004(平成16)年1月 | ダム湖畔に不法に設置された釣り小屋90軒を撤去 (一部簡易代執行) |
2016(平成28)年3月 | 丸山ダム完成60周年 |
2021(令和3)年4月 | 特定多目的特ダム法に基づく特定多目的ダム化 |
8月 | 前線停滞による豪雨により最大流入量約5,460m3/sが発生、このうち約700m3/sを調節しました。この調節によりダム下流3kmの地点では水位が60㎝低下しました。
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*流入量 :ダムに入ってくる水の量
*既往最大:過去でもっとも大きいこと