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横山ダムの管理
【ダムの概要】
横山ダムは、洪水調節と発電を目的とした、堤高80.8m、堤頂長220.0mのダムで、昭和39年(1964年)に完成し、管理を始めてから半世紀が経過しました。
平成20年の徳山ダム完成により、徳山ダムと連携した洪水調節、発電を行っています。

横山ダムは国内に13基しかない珍しい「中空重力式コンクリートダム」です。
【洪水調節】
横山ダムでは、徳山ダムと連携した洪水調節を行っています。
洪水調節の方法は、ダム貯水池への流入量が毎秒290m3を上回っている間は、ダムゲートを操作してダムから毎秒290m3の一定量を放流します。 ダムの貯水位が197mを超えてからは水位にあわせ放流量を増加させ、最大毎秒1,200m3の放流をすることにより、ダム下流河川の水位を低下させダム下流域の洪水被害を軽減します。
【ダムの維持管理】
いつでも本来のダム機能が発揮できるよう、ダム堤体やゲート、放流警報などの設備点検、貯水池に貯まった土砂の掘削、貯水池に流れ込んだ流木の撤去などを行っています。
【洪水調節に伴う情報提供】
地元自治体など関係機関へのダム操作状況の通報の他、ダム情報について河川情報表示板、ホームページ等で提供しています。また、下流に設置した河川監視カメラ映像をホームページを通じて提供しています。
横山ダムのゲートから放流を開始する前には横山ダム下流の河川利用者に対して、警報局のサイレン、スピーカーやパトロールカーにより横山ダム下流の河川利用者へ水位が上昇する注意の呼びかけを実施しています。