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ざざむし通信 第35号(2014/01/22)

高遠小原井筋の古い資料(平成26年1月22日 水)

小原井筋目論見絵図

小原井筋の資料を探しているのですが、 高遠町歴史博物館にお願いをして「小原井筋目論見絵図」を見せていただきました。

この絵図は久保田著「天竜川とともに」で紹介されていたもので、 当時の小原井筋のルートがほぼ消失している現在では、 唯一に近いルート図です。

電子出版が進むなか、このような古文書のデジタル化と公開がされれば、 いろいろな研究が進むようにも思えます。 現物というリアリティは色あせないのですから、 ぜひ取り組んでいただきたいところですね。

ところで、古文書の文字の解読ですが、 OCRによる自動翻訳できませんか?

上伊那教育会(平成26年1月18日 土)

上伊那教育会発表

上伊那教育会が増補・改訂しようとしている「上伊那誌自然編」に向けた調査研究の 成果発表会を聴講しました。

植物、野鳥、チョウ、地下水、気象、地形・地質などの分野で、 南アルプス仙丈ヶ岳付近の調査を中心としたもの。 当出張所関係では、たびたび話題になっているミヤマシジミですが、 辰野荒神山での保護活動の話を興味深く聞きました。

何人か知ったひとも聴講しており、 学校の先生の調査研究が地域にとって大きな成果を上げていることがわかりますね。

羽広公民館で見た伊那谷の美(平成26年1月15日 水)

伊那古地図

伊那市西箕輪羽広の昔の絵図を見せていただきました。 当然、絵図自体は正確なものではありませんが、 絵図ならではの表現力にびっくりしました。

中央アルプス(駒ヶ岳)が紙で挟んであり、 表も裏も彩色されて、その紙を倒すことによって、 伊那谷からと木曽谷からの絵図になるのです。 ああ、説明が下手ですね。

写真中央の白い頂きの駒ヶ岳がパタパタ倒れるのです。 アイディアもすばらしいし、岩絵の具なのか、 色彩もしっとりとしつつ鮮やかです。 その時代に住んでいる人たちも、 伊那谷や木曽谷を美しいと思っていたのですね。

大島井ふたたび(平成26年1月8日 水)

大島井筋遺構

12月26日に行けなかった部分を探索。 今回は藤沢川付近。 この部分も斜面の崩落が著しく、 一般の人は危険です。

水路跡の崩壊をいくつか進めば水路トンネルに行き着きましたが、 出口部の崩落に加え、トンネル内は水がありましたので、 今回は怖くて入りませんでした。 このトンネルが「第一のホリヌケ」と考えられます。

いつかこのトンネルをもぐりたいという希望をもちながら、 今回までで形が残っている藤沢川上流の遺構を、 ひととおり見ることができました。

大島井大捜索(平成25年12月26日 木)

大島井筋水路トンネル

大島二番井の水路は険しい峡谷を通るので、 水路トンネルも多いです。 明治27年の池田秀畝の旧高遠城之眞景によると、 「ホリヌケ」と書かれたものが水路トンネルでしょう。 とてもおすすめできませんが、トンネルの遺構のいくつかにもぐってみました。

一部はコンクリートによる時代の新しいものもあれば、 崩れているものも、 素堀で岩盤があらわでちょっと怖いものも、 いろいろありました。

伊那市創造館とも協調しながら遺構の解明に協力していきたいですし、 近くの工事で遺構へのアクセスも便利になります。

伊那市美篶の地域遺産(平成25年12月24日 火)

美篶史跡

毎度地域のあらゆることを教えていただく矢島さんに、 今回もお願いをして「伊那市美篶」を中心とした地域の遺産を案内していただきました。

美篶の開拓史の中心となる大島二番井、青島地区の千社参り、六道一番井などなど。 まだまだ時間があれば案内していただきたかったのですが、 今日はここまで。

先日いただいた「美篶史跡マップ」には場所が詳しく掲載され、 解説もある。 しかし、解説には表現できない細部があり、 実際の現地のリアリティは、すばらしいと思いました。

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