事務所関連情報
ざざむし通信 第29号(2013/08/06)
自主練習(平成25年7月22日 月)
当事務所が保有する災害対策車。何度か操作の訓練をしながらも、歳のせいにしてはいけませんが、忘れてしまうものです。大人数での操作説明は分かったつもりでも、身についていないこともあります。
わかりやすい説明マニュアルがないのも、これに拍車をかけているとおもわれ、自主練習とともにマニュアル作りに挑戦しました。
自主練の成果は大きく、マニュアル作りはさらにその成果を確かにしました。マニュアルとは教えることです。教えるためには、十分な操作知識が必要です。このマニュアルも「これさえあれば、大丈夫」レベルを目指しました。きっと役に立つ、はず・・・。
排水施設の漏水(平成25年7月17日 水)
別の用事で河川を調査していたら、不思議な現象にふと気づく。河川に農業用水を排水するための管の横を通ったとき、ちょろちょろと水の音がありながらも、水が管から出ていない。この水はどこから来て、どこに行くの?
詳しく見てみたら、管の途中で割れ目があり、そこにすべて流れ込んでいるようす。その水がどのような経路をたどっているのかは分からない。ただちに危険というわけではなさそうですが、このままの放置はよろしくない。
ということで、関係者と調整しながら、対策を進めることとしました。「音」も重要な感覚だということに、気がつきました。
このシーズン、異物にご注意(平成25年7月16日 火)
河川の中には、いろいろなものがあります。基本的な材料である水と石・砂利・砂などのほか、動植物は欠かすことができないもの。異物としてはゴミ。ペットボトルや発泡スチロール、缶、ビン類、釣り具など多種多様。
我々が気をつけなければならない「鉄筋類」。工事での撤収漏れのほかに、ブロックに構造材として入っているものが、長年の浸食で脱落してしまうものもある。出所は不明だが、これがやっかいです。鉄筋同士でからまる場合、石の下にからんでいる場合、ブロックから付きだしている場合など、撤去はやっかいです。途中できるわけにも行かず、人力で困難なケースも多い。
河川を利用する場合、いろいろな危険異物があることに十分注意いただき、見つけたらご連絡下さい(0265-72-2734 伊那出張所)。
研究発表会で天竜川の霞を発表(平成25年7月12日 金)
毎年、この季節に「管内事業研究発表会」という内部の発表会があります。管内というのは中部地方整備局の管内で、愛知・岐阜・三重・静岡と長野県の南部になります。私たちの仕事の方法や技術の向上を目的に、職場での工夫や取り組みを発表し合うものです。
我が出張所の技術係長が事務所代表の1名として「霞堤防」についての発表を行い、優秀論文を受賞しました。受賞理由などは分かりませんが、彼だけではなく、地域の研究者の成果も参考にさせていただいています。この場を借りて、お礼申し上げます。
そして、三峰川の見事な霞堤防が今の状態でも、保有する機能があり、生かし、残すべきだろうという方向は有意義です。この成果を地域の方とも共有したいですね。
カヌーの利用(平成25年7月11日 木)
我が管内は天竜川といえども水深が浅く、やや深い部分があったとしても、長くは続きません。
ということで、いままでカヌーでの河川利用を見たことがありませんでした。今日、はじめて小黒川合流部付近でカヤックでしょうか?利用を確認しました。
長い距離は難しいかもしれませんが、練習程度に利用することはあるのですね。伊那管内は水深が浅いことやカヌーでの利用があまりされていないので、障害物などには十分注意する必要があります。くれぐれも安全利用でおねがいします。
井戸調査のお願い(平成25年7月9日 火)
河川の中の工事は、台風期を過ぎるまでははじめることができません。当然、大きな洪水があったら、被害を大きくしてしまう可能性が高いからです。
ということで、今の時期は、秋からの工事に備え、いろいろな調整を進めるときです。春近大橋の東側では、昨年の工事に引き続き、護岸を強化します。この工事で心配される「井戸枯れ」について、地下水の影響が想定される範囲で事前の調査を行います。
調査対象となる範囲の皆さんには回覧とともに、アンケートが配布されます。事前の調査がされていないと、工事での影響を立証できなくなりますので、ご協力をよろしくお願いいたします。
盛り上がってきたぞ伊那施工技術研究会(平成25年7月5日 金)
地域の民間土木技術者と私たちが官民や会社の枠を超え、いっしょに考え、勉強し、議論する場が「伊那施工技術研究会」なのです。
今年も総会があり、今年のテーマは盛りだくさん。たぶん消化しきれないテーマもありながら、それぞれにアイディアも浮かんできたのではないかな。今年度の総まとめは楽しみです。
さて、年度初め+新しい事務所長ということで、恒例の事務所長講演がありました。内容は、上手く表現できないけれど、海外経験豊富な中谷が世界から俯瞰した日本の土木技術事情と、向かう方向に関するいろいろな話題。
河川愛護モニター(平成25年7月1日 月)
河川愛護モニターの委嘱式がありました。できるかぎり安全に見ていただきたいのと、利用者の多い箇所を選定したいので、今回は伊那市内の天竜川は、三峰川に変更しました。車両が多く、観察するには適当でない区間は、私たちががんばろうということです。
この河川愛護モニターという制度は、市民の方に川を観察していただき、あるいは地域の声を伝えていただいて、よりよい河川づくり、安心な地域づくりを目指すものです。けして私たちの仕事の一部を委託するものではありません。
モニターの中には気を遣っていただいて、ゴミを回収していただくなどもありますが、それは、モニターの仕事には入っていないものです。しかし、そういう気遣いが、私たちにとってありがたいと同時に、心がジーンとなる瞬間なのです。
コマツナギとミヤマシジミ(平成25年7月1日 月)
コマツナギとミヤマシジミの話題は、この通信でもたびたび登場します。今回は、幼虫の写真を載せました。自信はないのですが、たぶん、ミヤマシジミの幼虫です。
ミヤマシジミを守る会の岡村さんから聞いたので、コマツナギにつくアリと共生する幼虫を探したところ、見つけることができました。幼虫はアリの好きな蜜を出し、アリは外敵から幼虫を守るという共生のようです。
特別なにかっていう幼虫ではありませんが、コイツがコマツナギしか食べない大偏食家なのかな?と思ってみると、なかなかカワイイじゃありませんか。
36災害といま(平成25年6月26日 水)
長野県は北アルプス、中央アルプス、南アルプスをかかえる山岳地域にあります。急峻な地形、その地形を作った断層や地質は特異な景観と山岳レジャーであこがれ親しまれる一方、多くの土砂災害をもたらしています。50年ほど前の三六災害、そしてちょうど50年前の辰野町の三八災害の今を迎えています。
土砂災害がおこるとき、どんなことになるのか。当時は中学校の新米先生だった信州大学名誉教授の北澤先生の話を聞き、いまいちど、考える機会にしようということだと思います。
北澤先生の同様の講演は三度目になるのですが、一度聞いたから終りということはなく、何度聞いてもその都度、いろいろ考えることも変化してきます。もう一度機会があれば、たぶん聴講すると思います。災害に備えるとは、きっとそういうことだと思って・・・。
ナガミヒナゲシ(平成25年6月25日 火)
個人的にはケシの花は好きです。つぼみもかわいいし、花の姿もちょっと妖艶な感じですね。
種は一つのフサで1000粒とも2000粒ともいわれ、繁殖力が著しい植物です。花がオレンジ色できれいなので、庭先やあぜ道の除草でもよけて残っているのを見かけますが、専門家の間では繁殖拡大や生態系への影響を心配する声も聞こえています。
意外にも特定外来生物の指定はおろか、要注意生物のリストにもノミネートされていません。天竜川の河川敷にもちらほら見かける顔になっているので、心配をしています。
他の出張所の工事安全で学ぶ(平成25年6月20日 木)
同じ事務所、ほかの出張所の工事安全パトロールに参加しました。
あいにくの小雨模様でしたが、他の出張所の安全対策も大いに参考になるものです。それぞれの現場での安全への工夫や、参加者の点検する目は勉強になります。
砂防の出張所だったのですが、それぞれの現場が離れているので、それぞれに現場の特徴があって、その特徴・特色にあった対策が必要となります。
今回、現場のレイアウトが上手くいっている現場と、上手くない現場がありました。「段取り8分」という意味を工事監督側も十分理解しなければなりません。私たちの現場も秋ころに始まります。この経験を生かせるよう、考えてみます。
風と倒木(平成25年6月19日 水)
三峰川の堤防を調査した帰り、急に雨が降ってきて、強い風が吹きました。台風3号(YAGI)の影響もあってなのか、不安定な天気でした。
帰る途中の道路に倒木があり、倒木は近くの電線を切断。たぶん倒れたばかりなので、市役所に連絡し、市役所の担当の方の到着を待ってバトンタッチ。
倒れた木はハリエンジュ(ニセアカシア)で、けっこうな大木です。ハリエンジュはそれほど長寿命ではないので、この木も根元におおきなウロがあり、樹木についた雨滴の重さと風で倒れたと思いました。周囲の木を見ても、いくつかは危なそうです。
河川にも多くのハリエンジュがありますので、我が身としても注意しておきたいと感じた一件でした。