ざざむし通信 第28号(2013/06/17) カテゴリー ヘッダーの画像

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ざざむし通信 第28号(2013/06/17)

伊那市上牧の古い地図(平成25年6月14日 金)

上牧古地図

紹介いただき、伊那市上牧区の古い地図を見せていただきました。江戸時代から明治初期のもので、天竜川の治水という目で見ても、貴重なものでした。

野底、上牧の集落は天竜川の氾濫原で耕作していたので、出水のたびに農地が流され、復旧し、防御する工夫をしてきたようです。出水でもとの耕地が没すると、新たに対岸との境界が問題となったようで、境界をめぐる騒動もあったと聞きました。

野底川とか棚沢川といいますが、この支川合流点付近は「ダシ(水制)」ともみえる川に張り出したイゲタが描かれています。木工沈床の大型のもので、現代でいうフトン篭のようなものだったと想像されます。この水制の構造はよくわかっていませんが、枠の木は水に強いといわれる「栗」を使っていました。末口が7寸(21cm)というから、けっこう立派な材料です(明治初期の文書から判明)。

この地では「柵立堤防」と呼んでいますので、上牧の農地を柵を立てるように守ったのでしょう。現在の堤防は、この絵図にある柵立ラインとほぼ同じ線上にあると考えられます。

水防のための合同巡視(平成25年6月11日 火)

合同巡視

さあ、ことしも重要水防箇所の合同巡視の季節です。今年は少し遅れています。というのも、5月26日に大規模な水防演習があった関係で、今日になったというわけです。

この合同巡視は、水防団、自治体、県、消防署、警察署などとまさしく合同で水防上の特に重要な箇所について、お互いに意見交換をしながら確認していくという作業です。

重要な箇所は毎年ころころ変わるわけではないのですが、出水期を迎えるにあたって今一度確認しておきましょう、ということです。

コマツナギとミヤマシジミ(平成25年6月10日 月)

コマツナギ

堤防を除草する工事にあたり、気をつけることは色々あります。石を飛ばさないようにするとか、特定外来生物の拡散を防止しなければならないとか、通行車両に気をつけなければならないとか。

まれに貴重なものがあるから、気をつけるということもあります。今回の確認は「コマツナギ」です。コマツナギ自体は保全すべき植物ではありませんが、これを唯一の食草としている蝶、ミヤマシジミがいます。この蝶は貴重種になります。

「ミヤマシジミを守る会」の岡村さんから、生態についてもいろいろ勉強させていただきました。ミヤマシジミは遠くへ飛行しないのだそうで、生息域に食草がなくなれば、絶えてしまうというのです。まったく移動しないのかというと、昨年はいなかったコマツナギ群落に今年はいるなど、移動形態はよくわかりません。

生態と特徴を知れば、ちいさなシジミチョウもかわいくなります。それが、研究の始まりなのかなと、研究者の気持ちの一端を知ったような気がしました。

春の除草(平成25年6月3日 月)

飛び石防止ネット

春の除草の季節です。おおよそ年2回の除草を行っています。除草は、草が生えるからなのですが、堤防の不具合を点検しやすくすることや、堤防を貧栄養に保って、フワフワにしないことなど、防災の意味があります。

肩にかけるタイプの刈払い機は、地面の石を飛ばしてしまうことがあります。堤防の道路を車両通行止めで作業すればよいのですが、国道や隣接の建物など、石ハネを防止しながら作業を行う場合も多くあります。

過去から、いろいろな方法を工夫してきました。今年の春バージョンはメッシュネットです。組立て式のもので、軽く、持ち手の人も視界が良好で好評ですが、強風時は煽られやすいという注意点があります。これといった決定打はないのですが、いろいろと試しながら、安全な作業を進めてまいります。

ネット撤去訓練(平成25年5月31日 金)

ネットフェンスの撤去

グランド利用の河川敷にあるネットフェンスの撤去を一部訓練しました。このフェンスは洪水時に転倒させることとなっていますが、今までこういった訓練をしていませんでしたが、やっておくものですね。

道具や普段からのメンテナンスもわかってきます。手順も徐々に慣れ、必要な人員や時間も少なくできてくるでしょう。そして、安全に作業ができるようになります。

年中行事としておけば良いですね。今回は、サッカーゴールや別の形式のフェンスも試してみました。ご協力をいただきました、関係のみなさん、ありがとうございました。

小原環境護岸(平成25年5月27日 月)

小原環境護岸

伊那市高遠小原にある遊歩道。大きな出水で一部が壊れ、利用できない状況にありました。今回、あまり手をかけずに当時の機能を取り戻すための方法を考えています。

第一弾として、水没している原因を探りながら、川底をすこし掘ってみました。水位が下がり、ほぼ全容が明らかとなりました。基本的なパーツはほぼ問題がなさそうです。もう少し考えて、作戦を練ってみます。きっとうまく行くはず。

そのためには、三峰川みらい会議や自治体のみなさんの協力もお願いしなければ・・・。

水防演習(平成25年5月26日 日)

H25水防演習

前日のリハーサル・準備、当日の運営・片付けと2日間がほぼ私の仕事の範囲。しかし、半年間準備してきた事務局は大変でしたね。結果、スムーズに進行、盛りだくさんなメニューを参加団体が真剣に訓練。次の開催地でのハードルを上げてしまったのではないかと、そう思えるほど立派でした。

天気が良くって、一般参加者への説明と案内がわたしの役回りだったのですが、もうすこし一般の方が見学していただけるような工夫が必要かもしれません。お父さんたちが、こんなにがんばっているのですから。

写真は伊那市消防団の中聖牛(通称:ウシ)。聖牛を披露できる消防団(水防団)は、現在ではかなり少ないはず。それ用の材料が保管してある伊那市の消防団って、すごくない?

マレットゴルフ場の撤去訓練(平成25年5月24日 金)

ざざむし通信 第28号(2013/06/17)の画像-1

マレットゴルフ場での撤去訓練。対象は小屋、簡易便所。いずれも、撤去できることが確認されました。

見た目は難しそうですが、構造がよく考えられていて、このビニールハウス小屋も支柱が抜けるのです。たくさんのみなさんに協力いただきました。

ここのマレットゴルフ施設の利用者は道がわかりにくいにもかかわらず、遠方からもプレーに来るといいます。確かにきれいに管理されています。ビックリしたのは、冬です。雪が降った日、除雪車で雪をかいていましたよ。普通は、雪がとけるまで閉鎖すると思うのですが・・・。

ひ管操作説明会(平成25年5月20日 月)

ひ管操作説明会

ひ管の操作説明会が始まりました。伊那管内は国が管理するひ管が多くあります。なぜか、辰野町と伊那市に集中しているのです。

国が管理するというのはちょっと語弊があって、国が保有するのですが、管理は市町村に委託しています。市町村は地元のみなさんに委託をしますが、機械の操作説明は、保有している私たちが説明をするというカッコウです。

ひ管操作建屋の中は狭いので、交代で操作の確認をします。難しくはないのですが、出水の時はいろいろなことが起きますから、基本は押さえておくということでしょうか。