ざざむし通信 第24号(2013/03/26) カテゴリー ヘッダーの画像

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ざざむし通信 第24号(2013/03/26)

三峰川の霞とサクラ(平成25年3月19日 火)

三峰川の除幕式

三峰川にはサクラが植えてあります。青島堤とよばれる水神様がまつられている場所には、かなりの老木もあります。このサクラの老木は、大正時代に橋爪定太郎さんがいろいろ駆け回って植えたもののようです。

昭和40年代に砂利を運搬するダンプの道路として使ったために伐採されたということですが、ダム建設で伐採されたとの間違った説のほうが一般的に伝えられているようです。まあ、どちらでも伐採されたことの事実は変わらないわけで・・・。美篶小学校の児童の皆さんが郷土について勉強する過程でこのサクラの植樹を発案し、いろいろな人の想いと努力で今ではたくさんのサクラが植えられ、今では徐々に花の付き方もきれいになってきました。

今日は、植樹までの過程を含めた看板の設置を行い、その除幕式でした。児童の皆さんが大きくなって、このサクラをどう見るのでしょうか。

住民による大規模河川整備(平成25年3月17日 日)

美篶区の樹木整理

これほど大規模な河川整備とは知りませんでした。200名ほどがバラバラっと一気に三峰川の河原に突入し、樹木の枝をはらい、玉切りにし、集積し、下草を刈り、集め、焼却をし・・・。

こんもりとした三峰川の中の林だったのですが、みるみる整理され、広く開かれた景色が出現しました。きっと、三峰川の姿とはこういうものだったのでしょう。

火気を扱うので、美篶の消防団も参加していました。それなりの木なので、作業の過程で出た材木はマキストーブの燃料として活用されることでしょう。このように住民自らが率先して自分たちの地域の河川に手を入れていくのは、理想的な姿だと思います。これからも、期待していますよ。

仕上げと通水ー美篶(平成25年3月14日 木)

美篶工区の仕上がり

鉄線じゃかごで作られた堤防護岸が老朽化し、いつ崩れてもおかしくない状況がありました。その工事の仕上がりです。じゃかご堤防は玉石の護岸となり、十分な深さまで工事をしています。深い所には2トンのブロックを並べ、洪水で深く掘れても壊れにくくしています。

深くつくったものは埋め戻しますので、地上からは見えなくなり、それが使命だとはいえ、ちょっと寂しいものです。

埋め戻しの方法がいろいろあって、ムカシ的には平らに均して整然と工事を終えたものですが、イマ的には川らしい戻し方を試みています。どうでしょうか、工事の形跡もわからないでしょ?

最終回?安全わんこ(平成25年3月12日 火)

安全わんこの最終回

1ヶ月に1度の工事安全パトロールでつくってきた安全通信に連載の「安全わんこ」も今月で最終話。最終回は「飛ばないは飛ぶ」という話し。

何かに引っかかって動かない状態のとき、ある拍子にそれが動いた時は、思いもよらない動きをするものです。

通信では「でこぱっちん」を例にあげましたが、たぶん他にも同じような例があるでしょう。引っかかりが取れるときの勢いが、予想外のいろいろな事象を生じさせるのではないかという推論です。

今の現場は、いろいろな機械を使うので、危険性も高いというわけです。それを上手に使いこなす技術も必要ですし、ムリな道具の使い方をしないということでしょうか。道具を柔らかく使うという極意が、もしかしたら土木の名人なのかも。

とりあえずの最終回。朝4時に起きて何日かのマンガづくり。ネタ探しから製作まで、いろいろ苦労もあるのですが、終わってみると、楽しかった!!

仕上げと通水ー下島(平成25年3月11日 月)

下島の砂堆

下島護岸工事が終盤です。河床の戻し方をいろいろ工夫したと聞きます。河床に起伏をつけています。この場所は水を通すと見えなくなるかも知れません。

なぜこういうことをするかといえば、砂堆(dunes)の再現というわけです。川底は洪水波のうねりと同じようにうねっているので、それを再現しようという取り組み。

もともと魚のつきが悪い区間といいますし、工事で締め切ったときも、ほとんど魚がいませんでした。このような工夫がきっかけで、魚さんがここちよいと感じる環境に近づけることになるのなら、素晴らしいことですが。

小出島の広大な河原(平成25年3月7日 木)

小出島の河川敷

国道153号からよく見えるので、問い合わせもあるようです。そう、この広大な河川敷が5月26日の水防演習のサテライト会場(大規模土砂災害対応演習)となる場所です。

当然ですが、新たに出現した土地ではなく、樹木やツルヨシなどが生えていた寄り州なのですが、それらを整理し、地盤をならすとこれほどに広い場所に見えるのですね。

ここに遠隔操作・分解組立て式のバックホウを2台、衛星通信車、伊那市バイク隊、ヘリコプター離発着などの訓練が行われます。各種展示や地震体験などもできるよう、伊那市も協力して準備しておりますので、「飯田まではちょっと行けないよ」とお考えの近隣の皆さんは、こちら、伊那市西春近の小出島に、ぜひお越しいただきたいです。

犬のさんぽ(平成25年3月6日 水)

散歩犬

堤防道路を散歩道にしている方は多いですね。通勤・通学、健康づくりなどのほか、愛犬の散歩道としても多く利用いただいております。

景色もよいと思いますが、アスファルト舗装の横には地面もありますから、イヌはそういう場所を歩くのが大好きです。考えると、堤防道路はイヌの散歩道として好条件ですね。

しかし残念ながら、一部にはマナーの悪さが目立ちます。そう、フンの始末です。私たちも、何度か河川パトロールのときに車を降りた場所で踏みます。フンの始末は楽しいものではありませんが、他人が飼っているイヌのフンは当然不愉快なもの。

特に雪の多かった今年は、一時的に雪に隠れていたものが雪解けとともに、いっせいにフンが姿を現し、散歩を楽しむ市民の皆さんにとっても気持ちのよいものではありませんね。モラルを問うても改善は難しいです。海外では犬税を徴収する国があるようですし、国内でも先だっては泉佐野市が検討するようなニュースがありました。川にゴミを捨てる、堤防にイヌのフン、いずれにせよ看板では解決できないのは明らかですね。(写真は記事とは関係がありません。パト中に出会ったかわいい子。フンの始末も万全です)

飯田線マニアックス(平成25年3月2日 土)

飯田線マニアックス

飯田線マニアックスという伊那市創造館の企画展に行ってきました。飯田線という素材はいろいろに興味深く、ぞっこん愛する人たちがいるのは、理解できます。

歴史もある、距離も長い、変わった駅が多い、アニメの聖地でもある、路線風景にすぐれるなど、多くの魅力が詰まっていると思います。しかし、モータリゼーションの発達により、生活路線としての利用者は減っている。最近の話題は、駅の無人化だ。

このような鉄道本来の機能衰退のなかで、企画展はマニアックだ。伊那電気鉄道(伊那電車軌道)の1号車モックアップに迎えられて入場すると、硬券というのかな「創造館ゆき」日付入りの硬い紙の乗車券をくれ、パチンと切ってくれます。

貴重な過去の資料展示もありますが、飯田線の今と今後を考える展示でした。その昔、舟運が鉄道に代わり、鉄道が自動車に変わりつつあります。明治42年の当初から電車だったのは水力発電が天竜川で盛んだったこともあります。自動車の今も、堤防を兼用道路として国道が有効に利用しています。交通インフラも、天竜川とともにあるのですね。

高遠のなぞのトンネル発見(平成25年2月22日 金)

高遠の水路トンネル

冬には木の葉も落ち、見通しがよくなりますと、変わったものも発見されるようです。対岸の小学校の工事作業員から「川の斜面に穴が空いている」という連絡を受け、あわてて現場に向かいました。現地で見たものは「水路トンネル」で、治水安全上は問題がありませんでした。

三峰川、藤沢川の水を広く利用するための灌漑水路を引いています。代表的な一番井、二番井があり、この水路は二番井の以前のルートだったと思われます。二番井は高遠ダム建設前に湖畔の花畑から取水し、三峰川右岸を灌漑していたものと聞きますが、明治26年の測量図では、藤沢川の水を取水していたように見えます。

しかし、コンクリート巻き立ての水路トンネルと余水吐、その近くの昭和13年7月の水神宮碑を見ると、古いものではないようです。また、開水路ではなくて水路トンネルとした理由も不明です。もう少し調べなければなりません。