事務所関連情報
ざざむし通信 第13号(2012/4/24)
川を守る偉いひと(平成24年4月20日 金)
「何してるって?ゴミを拾って、平場の土砂を片付けているんだ。
なぜって?オラが気持ちよく歩きやすくするためだ。
1ヶ月くらいかかったよ。今日で終わりだ。どうだ、きれいだろ?
堤防道路は結構車がスピードを出して走るんで、おらぁ耳が少し遠いんでなぁ、気づくと後ろにいたりするんだ。それでここを歩くんだ。
歳かぁ?78歳だ。家にブラブラ居てもつまんないからな。
偉い?んなことぁーわからんが、何だってやる気だよ。
『ゴミを捨てるな』って看板、たててくれないかなぁ。ここだけじゃないってか。そうだな。
写真を撮ってくれるのかい。じゃあ、ちょっとおすまししなきゃなぁ。」
夜中のドライブ(平成24年4月18日 水)
プルルル、プルルル、プルルル。就寝前に鳴る携帯電話。雨も降っていないのに、こんな時間に鳴るのは「間違い電話」か「水質事故」。
今回は水質事故情報でした。「某所で重油漏れの情報あり。現地の確認願う」。ずいぶん奥の場所だったので、自宅から急行したものの、現地到着まで1時間半かかってしまいました。
こういう場合、下流から魚のへい死や油膜がないか、確認しながら現地に向かいます。川は夜は真っ暗なので、橋の上から懐中電灯で照らしながらの観察ですが、昼間のようには見えません。今回は途中で河川には流出していないという情報があったので、途中から事故現地へ直行。
施設内を案内していただき、雨が降らない限り河川への流出の可能性はない、と判断できたので帰路に。今年は寒い冬だったにもかかわらず、我が出張所管内では暖房用燃料の流出事故がほとんど無く、不思議なくらいでしたが、桜の咲く季節での出来事でした。帰りはシカの群れに遭遇し、道路から不思議そうに眺めているニホンジカをこちらも観察しての夜のドライブでした。
伊那宿の湧水-大清水(平成24年4月16日 月)
伊那市は城下町でもあり宿場町でした。伊那宿は、裁判所から南にのびる街道ぞいに、そのなごりの雰囲気をみることができる。春日城(伊奈部城)は伊那市西町の段丘上にあります。春日城址公園のふもとは伊那宿・伊那街道がとおっています。
この交差するところに、静かに水がこんこんと湧いています。人の住むところには水が必要ですから、河岸段丘のふもとは水が湧きやすく、やや小高い地形は天竜川と三峰川のはん濫からも安全だった場所なのでしょう。
名前から推測するに、全部で4つあると紹介されている伊那宿の湧水のなかでも、きっともっとも湧出量の多いのがこの「大清水」と思われます。大清水は出張所からも近く、残る上手の清水・中の清水・下の清水は、散策して探してみたいと思っています。
ピンク色までもう少し(平成24年4月10日 火)
今年の冬は久しぶりに寒さが厳しく、春の訪れを待ちわびる日々でした。少し暖かくなったかと思えば、冬に戻ったかのような冷え込みが続いたりして。
そういえば、この通信に載せている写真も、なんだか明るさがなかったですね。この写真も芝が冬枯れしている三峰川の写真ですが、奥にはタカトオコヒガンザクラで有名な高遠城址公園があります。まだつぼみも硬く、桜の雰囲気もないのですが、もうしばらくすれば、あの一画がピンク色に染まるはず。
昨年は日本全体が衝撃に打ちひしがれた感じだったのですが、今年はこのサクラといっしょに色々なことが、鮮やかに咲きたいところです。
なんだろう(平成24年4月5日 木)
工事予定箇所の近くに不思議な細工がありました。いつからなのか、定かではありませんが、石で囲い、真ん中には棒を立ててありました。
なにかの漁法なのかと思い、漁業協同組合に聞いてみても首をかしげるばかり。宗教なのか、宇宙人との交信なのか、謎は深まるばかり。
このままでは工事で何らかの影響が出ます・・・というか、壊れる運命にあります。もし、壊れて困るものでしたら、伊那出張所までご相談ください。
風に注意(平成24年4月3日 火)
爆弾低気圧とははじめて聞く言葉でした。そういう言葉があるのですね。台風並みというか、並の台風以上の風が吹きました。
出張所の耐震補強工事では騒音防止と安全対策でシートがかけられているのですが、風で足場がシートごと倒れてしまうのが困るので、最初はシートの固定を考えていたのですが、シートを撤去することになりました。
結果的にはこの対策で、安心して夜を過ごすことができました。防音シートは重いので、外すのは苦労したと思いますが、被害もなく、穏やかな朝を迎えることができました。写真は、家の近くの住宅造成工事現場です。結構きちんと固定されていた仮囲いが、この風で倒れていました。
出張所の耐震補強(平成24年4月2日 月)
現在、伊那出張所では庁舎の耐震補強工事を行っています。駐車スペースの不足や騒音など、近隣の皆さんと、河川法の手続きでいらっしゃる皆さんには、不自由をおかけすることもあろうかと思いますが、ご理解とご協力をお願いいたします。
この出張所の建物は昭和42年3月に今の位置に引っ越しましたが、それまでは当時のカゴメソース工場(今の綿半位置)の西、今はセレモニーホール西町会館の位置にあったようです。
当時の国道は今「旧道」と呼んでいる段丘筋にある場所で、今の国道153号の位置には堤防があるばかりで、小黒川の天竜川合流部分にも橋はありませんでした。ですから、ちょっと不便なところだったでしょうね。ソース工場の近くだったので、美味しそうな匂いがしていたのでしょうか。
写真は補強するために、補強する部材と今の出張所の梁を一体化させるため、「あと施工アンカー」を付けます。その強度確認として、引張り試験を行っているところです。
万年橋(平成24年3月29日 木)
高森町と豊丘村の間にある万年橋。古くからの水位観測が行われた場所ですが、現在は少し上流の宮が瀬水位観測所に役目が移っています。古くからのなごりということで、趣のある量水標がついています。明治37年の図面が残っていることから、事務所のWebに紹介がある昭和33年以前という表現ですが、明治にはあったということですね。
写真は近年川の底(河床)が掘れる傾向が続いているので、堤防の保護のために、コンクリート製のブロックを並べた工事です。
この下流は昭和36年の豪雨災害で堤防が破堤した地域です。今や多くの家屋や工場、商店などが並んでいますが、大規模災害に対する備えという点では十分安全な土地ではありません。昨年で50年という節目は越えているのですが、昭和36年の災害をを忘れないことは重要です。
女沢川の工事へ(平成24年3月27日 火)
三峰川の砂防堰堤関連工事の工事検査に行ってきました。工事検査は、ほかの事務所や出張所の工事を検査するもので、この年度末の季節は完成検査のラッシュになります。
当然、自分の出張所の完成検査に向けた準備も必要ですし、このようにほかの工事の検査官としても出向く必要があります。工事の検査は、書面の検査と現場の出来具合に分けられます。細かい工事監督はそれぞれの出張所で行っているので、基本的には大丈夫のはずですが、クロスチェックすることで、うっかりしたミスを出さないようにすることに加え、他の現場のやり方を見ることで、より品質の高い工事への勉強としても役立ちます。
この少し奥に砂防堰堤の工事が予定されています。もともと、崩れやすい地質・地形の場所ですから、相変わらず落石は多いようです。この付近を通行される方は、十分ご注意ください。