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ざざむし通信 第11号(2012/2/20)

山梨の河川公園(平成24年2月11日 土)

富士川

山梨県に足を伸ばして富士川で散歩。いやいや、釜無川で散歩。笛吹川と合流して富士川(濁らず「ふじかわ」)になります。その河川公園「双葉水辺公園」を散歩しました。

国土交通省の水防資材置き場も併設されていますが、公園は甲斐市が管理しているようですね。芝の手入れも、遊具の管理も行き届いていました。子どもたちには恐竜が人気。市民の皆さんものんびりと過ごされていますが、夏は市営公園で唯一バーベキューができるとかで、夏は賑わいがあるのでしょう。

下流側にはハリエンジュが繁茂して、ちょうど伐採をしたあとのようでしたが、この地方でもハリエンジュは多いのですね。また、昨年に洪水があったのかな。河畔林の中には根から倒れているものや、漂着したゴミが枝にかかっているなど、その痕跡が見られました。

会計検査(平成24年2月10日 金)

会計検査

会計検査(実地検査)が当事務所で3日間行われました。会計検査とは、国のお金が無駄に使われることがないように、チェックするしくみで、憲法第90条で定められています。

やましいものはないのですが、自分の気づかないこともゼロではないでしょうから、どきどきしますね。

事務所の事業全体を3人の検査官が検査するので、検査官も大変な仕事です。土木の専門の教育を受けてきたわけではないのでしょうけれど、やはり勉強と経験でしょうか。とても詳しく、質問も専門的です。

もちろん、予算として配布された皆さんの税金ですから、会計検査というしくみがなくても、大切にムダのないように最大の注意を払って事業を進めていますよ。

写真は会計検査院のWebページから借用しました。だいたいこんな感じです。

青い橋(平成24年2月9日 木)

三峰川

ブルーシートで覆われた橋は青く見えますが、これは三峰川の弁財天橋です。資料によると、この橋は昭和45年の橋ですから、それほど古い橋ではありませんが、高遠大橋ができるまでは、もっとも主要な高遠の橋だったと思うので、酷使もされたのでしょう。

今回、全面的に補修工事が行われているようです。全体を補修するので、ブルーシートで覆ったために一時的に青い橋になっているというわけですね。大橋ができた今でも利用者は多く、工事中通行止めの看板があるにもかかわらず、手前まで来てUターンする車が多いです。

リメイクした橋は、春の桜のシーズンには、多くの観光客が利用する橋として、復活すると思います。

冬の雨(平成24年2月7日 火)

中井用水堰

この時期としてはめずらしく、暖かい雨が降りました。暖かい雨は雪解けもプラスされるので、思った以上に川の水が増えることがあります。

3年前のバレンタインデーにも暖かい雨で水かさが増えて、工事箇所の多くで冠水したことを思い出しました。

今回の出水で私たちの監督する工事現場では全く問題がなかったのですが、辰野町の羽場下井取水堰の復旧工事で締切り堤防が切れて冠水する事態が発生しました。資材の一部が流出し、工事は大きく遅れることになると思います。この時期の雨は、まったくあなどれません。

写真は、箕輪町の中井用水取水堰です。

健康増進河川とは(平成24年2月5日 日)

三峰川サイクリングロード

三峰川ネタが続きます。三峰川の竜東橋から三峰川橋の間は両岸にサイクリングロードがあり、一周するとちょうど10kmになります。平日も最近の健康づくりにコースがうまく合致してなのか、ウォーキングやマラソンを楽しんでいる方が多く、土日の利用者はさらに多いですね。それも、夏も冬も季節を問わずなので、健康でいきいきと生涯を楽しむということのお手伝いが河川でできているとすれば、土木技術者として望外の幸せでもあります。

この日曜日も天気は曇り。肌寒い一日でしたが、それでもたくさんの人がウォーキングに、マラソンに、自転車などを楽しんでいました。私も三峰川のコースを基本に、ちょっと桜井の天白社などを混ぜて散歩を楽しみました。散歩のあとは、ちょっと足を伸ばして辰野町の「湯にいくセンター」で温泉。こんな楽しみ方ができるのも、この地方ならではですね。

寒い現場(平成24年2月3日 金)

三峰川の氷芸

寒い日がありました。気象庁の伊那観測所でマイナス13.7度といいますから、久しぶりの厳しい冷え込みでした。出張所も水道が凍結しました。河川や水路の水辺には色々な形の氷の芸術が展開され、伊那谷ならではの光景です。

現場ではいくら寒くても作業は行うのですが、この日は冷え込んでも日中の太陽で、体感温度としてはそれほどでもありませんでした。厳しいのは、風です。特に河川の工事ではまわりに障害物がなく、川の中を吹きさらす風が体温をうばいます。

また、コンクリートは水と反応して固まり、その時に熱を出しますので、まだ固まらないコンクリートはほんのり暖かいのです。しかし、この状態で凍ってしまうと必要な強度が出ませんので、ブルーシートなどでおおって、ジェットヒーターや練炭で凍ることを防ぎます。温度管理などはしっかり計測していますので、土木の工事といえば雑なように思うかもしれませんが、意外と緻密に管理しているのですよ。

井上井月と三峰川(平成24年1月30日 月)

三峰川句碑

三峰川のサイクリングロードには井上井月の句碑が10個配置されています。その経緯はあまり知らないのですが、これだけまとまってあるのは、ここだけではないでしょうか。

井月といえば、先日公開された映画「ほかいびと 伊那の井月」 (http://www.seigetsu.org) があります。映画は見ていないのですが、井上井月の一生は謎が多いようです。伊那地方を愛し、江戸後期から明治にかけて活躍した吟遊詩人で、伊那地方の風土生活文化ににちなんだ多くの俳句を残しています。

「除け合うて 二人ぬれにけり 露の道」

この句碑の裏には解説が書かれており、「田んぼや畑に通ずる道でしょう。お互いに道をゆずって避け合ったため、二人とも露の深い道でぬれてしまったことよー という秋の朝のことです。露をむすんだ道も今は少なくなってきています」

さて10ある句碑を見つけることはできそうですか。ヒントになるWebページもあるようですが、皆さんの足で見つけてみてはいかがでしょうか。

遠近感のない写真(平成24年1月24日 月)

澄み渡る三峰川

少し雪が降りました。 寒い朝でしたが、三峰川から望む中央アルプスはとてもきれいで、手を伸ばせば頂上に届くように空気も澄んでいました。

古いセピア色の風景写真みると、近くも遠くも同じように写っている写真を多く見かけます。人間の産業活動が今ほど活発ではなかったころ、風景は透きとおって美しかったということなのでしょう。

雪もあってか、静かでピーンと張りつめた三峰川でした。

国土交通省 中部地方整備局
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