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ざざむし通信 第7号(2011/10/20)

模型で効果を実験(平成23年10月19日 水)

模型実験

砂防の話し。砂防堰堤は見た目にわかりやすいので、有害な土砂(土石流)を止める施設と理解されていると思います。一方で、渓流保全工(床固工が連続し、護岸でつなぐ形式)は、見た目が河川での堤防+護岸に似ているのですが、その実態はあまり理解されていないのではないかと、ずっと心配しています。

透視図のようなものを作ってみたりしましたが、説明を聞いている人の反応もちょっと手ごたえがないのです。何かよい方法はないのかなぁと、悩んでいました。

今回、イベントがあるので、砂山のようなもので、施設のありなしを実験できないかと、飯島砂防出張所長に相談したところ、快諾を得まして、まずは最初の一歩となる実験を試みてみました。大成功とは言い難いのですが、なんかいけるかも!という気にはなりましたよ。 施設検討をするような模型実験のように精緻なものではないのは、承知のこと。「うーむ、なるほど」と、うならせたい。うまくいけば、YouTubeものですよ。(きっと・・・)

天竜川での工事の自然配慮を発表する(平成23年10月18日 火)

国土交通技術

事務所工務課の澤田係長が、当出張所管内での激特工事の自然環境に気を配った 「多自然川づくり」のとりくみを中部地方整備局代表として全国の場 「国土交通技術研究会」で発表。

エントリー枠の関係で、不利な「アカウンタビリティ部門」での発表でした。座長は残間理江子さん (http://club-willbe.jp) で、パワーポイントも手持ち原稿もなしという異例のルールでの発表形式でした。それにとまどう発表者も多かったなかで、堂々の発表でしたが、素材の不利で残念ながら入選できなかったです。 それでも、全国から選ばれたものとしての発表は、立派なものです。

天竜川は泥が流れる川ではないかという質問があり、我々の技術者の中でも、そんな誤解があるのかと、それもびっくりしました。「清流 天竜川」をアピールしなければ。
彼の論文 「激特事業における多自然川づくり」はこちら

天竜川を健康に歩く(平成23年10月9日 日)

天竜健康ウォーク

雨が浸透することで堤防が弱くなるので、天竜川の堤防は舗装されています。舗装されたことで、通行の利用が進んで、今では車の往来もされるようになりましたが、日中でも頻繁にみかけるのが「散歩」としての利用。「ウォーキング」とかっこうよく紹介しましょう。

健康のために歩く人が増えています。天竜川の堤防は起伏が少なく歩きやすいうえ、障害物がないので見晴らしもよい。流水の音が聞こえ、気持ちのよい散歩道となっているようです。

10月9日は「第5回 天竜健康ウォーク」 (http://www.minoten.net) ということで、天竜川の堤防も大いに利用いただき、1000人の参加者で楽しく、健康にウォーキングするイベントがありました。参加費は500円ですが、オリジナルタオル、オリジナルピンバッジ、途中の足湯、歩いた後の牛乳と豚汁の無料提供、ながたの湯の割引チケットまで付き、なんとお得な参加費でしょう。

5kmの短いコースに参加しましたが、9kmと13kmという健脚向けのコースもあって、時間と体力に応じて選択できるのもよいと思いました。 歩く区間の整備、安全管理などの気配りも行き届いた運営も満点です。こういう楽しいイベントは、企画・運営も大変だと思いますが、 長く続いて欲しいと思いました。

大沢川を歩く(平成23年10月8日 土)

大沢川探訪

大沢川という名前は、いくつかあるようですが、ここの大沢川は伊那市富県を流れる天竜川の支川です。伊那市富県の北福地区で「大沢川と私たち」という冊子が先ごろ印刷され、手にとったびっくり。地域の川がこれほどまでに愛されているのは、めずらしいと思います。

水を利用するのは農業用水だけではなく、水車をまわして製糸工場や藁つき、生活用水にも利用され、川の立体交差もあれば、三峰川総合開発でのトンネル水路からの補償水もあり、下水処理(農業集落排水)までの水を巡る今回の探索は、息をつくひまもないほどです。

豚汁もふるまっていただき、なんだか言葉で説明が難しい不思議な空間と時間の共有を体験しました。

天竜川を巡視で歩く(平成23年9月27-28日)

堤防モニタ

台風期が終わりにさしかかり、先日通過した台風12号、15号後の点検もふくめて、事務所と合同で徒歩による堤防の点検を2日間かけて実施しました。事務所班と出張所班にわかれ、左右の堤防を歩きました。結果、問題のある箇所は発見されませんでしたので、まずはひと安心。天候にも恵まれ、順調に巡視をすることができました。

15号台風もそうでしたが、日本の近海で最低気圧を記録しています。学校では、上陸に近くなると海面の温度が低いので、勢力が弱まると習ったような気がしますが、現代の台風はその常識だけではないようです。これも、地球温暖化の影響なのでしょうか。

日本の近くで発生し、成長しながら突っ込んでくる巨大台風。ここは内陸部ですが、海岸沿いは、高潮という脅威もあります。長野県南部では、昭和36年の災害の記憶もあり、台風やそのくずれた低気圧に前線がコンビネーションをもったとき、湿った空気の供給源と、停滞して雨を降らせるしくみが合体するようなことになり、注意が必要になります。

台風のつめあと(平成23年9月26日 月)

羽場下井堰

台風12号と15号は天竜川にある程度の水位上昇をもたらしたのですが、伊那富水位観測所で、はん濫注意水位をすこし上回ったにとどまりました。

しかし、辰野町にある羽場下井堰の中央部分が破損し、天竜川の水を取水することが困難になっています。今は収穫期なので水が必要ではないということですが、来年の春までには取水が必要でしょう。復旧の話も出ているようです。

床下の整理(平成23年9月22日 木)

ケーブル

OAフロアというしくみは、便利で快適なオフィスライクを提供してくれます。電源やネットワーク、電話線を床下に収納し、すっきりとした事務環境に大きく貢献しました。その昔は、配管が床下にとおっているので、机の配置もそれによる制限がありましたが、フリーアクセスというように、床を少し上げて床下に空間を作ることで自由な配線が可能になったわけです。

その反面、床下には十分に管理されない配線が残ることもあって、トラブルの原因ともなるようです。伊那出張所のフリーアクセスも例外ではなく、その昔のプリンタケーブルが相当数埋もれたままです。当然、プリンタはネットワーク化されていますので、必要のないものですが、ケーブルの撤去は大変なので、放置されたままというわけです。

これを撤去し、処分しましたが、当然表面に出ているものではないので、快適性が向上するわけではありませんが、トラブルの原因を減らしたことにはなるでしょう。次は、この露出部分のケーブルです。それでも、ずいぶん整理したのですが・・・。

応援(平成23年9月20日 火)

長殿地区

紀伊半島を襲った台風12号で河道閉塞が発生。17箇所あるうちの奈良県十津川村の長殿地区での状況確認と対策計画の立案で、TEC-FORCE隊として当出張所の技術係長が応援に行ってきました。

道のない現場で通信手段もなし、苦労してきたと思います。詳しい報告会はまた後日の予定ですが、ご苦労さまでした。国の機関としてできることは、最大限その機能を発揮するところです。ある意味で経験として今後の仕事にも生きてくることでしょう。

その後も当事務所から岩間副所長が15号対応で出向き、ヘリコプターでの調査に大森飯島砂防出張所長が参加するなどの活躍がありました。

国土交通省 中部地方整備局
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