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ざざむし通信 第3号(2011/06/20)

 

ひ管の操作説明会(平成23年5月27日 金)

ひかん  ひ管とは? あまり日常では耳馴れない言葉です。 ひ管は川の中と外をつなぐ堤防に開けられた管といえます。 排水のためであったり、取水のためであったりします。
堤防の低い位置にある管は川の水が逆流することを防止するため、 ゲートが設けられているので、このゲートを操作することを市町村に委託しているわけです。 このひ管ゲートの操作は近くの住民に再委託されていて、 永年のベテランさんもいらっしゃるし、 それほど詳しくない方もみえます。
そこで、再確認の意味も含め、毎年出水期前に操作の説明をしているのです。 以前、お世話になった水位観測をして叙勲表彰を授与されたSさんに再開。 懐かしかったです。

思わぬ大水(平成23年5月29日  日)

出水時巡視   私たちの仲間でよく話しにでるのは、「洪水は夜中や土曜日、日曜日が多い」ということです。 5月11日は夜水位が上がりましたが、今回は日曜日の午後で、 いずれも、ジンクスどおりです。
今回も出水時巡視に登録いただいている方に、巡視をお願いしました。 2度ほど巡視をいただきましたが、問題はなく、安全を確認しています。 どのくらいの雨で、伊那富水位観測所が避難注意水位を超えそうになるのか、 自然のふるまいは予想が難しいです。
それにしても、今年は5月の出水が多い年です。 50年前の昭和36年の大災害の年は、カラ梅雨だったそうですから、 大きな災害がなければ、それもヨシとしましょう。

天竜橋の撤去工事の半分(平成23年5月30日 月)

天龍橋   天竜橋という名前の橋は、いくつあるのでしょうか。 我が天竜川上流では、JR為栗(してぐり)駅付近の吊り橋で人道橋、 飯田時又の新しく架け替えた橋、 松川町から大鹿村に向かうときの橋、そして南箕輪村と伊那市を結ぶこの橋の4橋梁。 辰野町昭和橋から釜口水門までの長野県管理区間には釜口水門の下流2番目の橋が 天竜橋となっています。
南箕輪村〜伊那市の国道153派線の新しい橋は、「天龍橋」という旧字体の橋だそうです。 この旧橋梁は昨年平成22年7月に沈下。 旧橋梁の基礎部分を半分撤去する工事が無事完成しました。 残る半分の撤去で一連の工事が終わります。 写真は撤去する前の橋台・橋脚です。
ところで、インターネットの地図サービスはとても便利なものですが、 残念ながら橋の名前の表示がイマイチですね。 GoogleMapやYahoo地図、いつもNAVI(ゼンリン)、Infoseek地図(楽天)、 livedoor地図情報、エキサイト地図、電子国土ポータル(国土地理院)は落第です。 地図更新も早く、橋の名前が正確なのはMapFanのようです。 Mappleも橋の名前は表示されるのですが、天龍橋の字体が違って、惜しい。

川シンポというしくみ(平成23年6月2日 木)

北部消防   川シンポジウムをご存じでしょうか。 ずいぶん前になりますが、発表会に訪れ、 川に関して多方面からの盛大なる発表に驚いたものです。 昭和63年から続いているというのですから、 歴史がありますね。
そのころと比べ、天竜川の水質や風景、人との関わりかたも変わってきていると思います。 24年目となる今年から、すこし活動も見直すようですが、 変化する天竜川とともに対応した人との関わり方があるはずです。
河川を管理する長野県や私たち国土交通省といっしょに考えていくことのできることだと 思いますし、そうあるべきとも言えるでしょう。

河原にすむ生きもの(平成23年6月3日 金)

ツノトンボ  キバネツノトンボだとおもいます。 河川固有種というわけではありませんが、草原を愛する生きもので、 トンボではなくカゲロウの仲間です。
天竜川には広い河原があって、草地を生活空間にしている生物の楽園です。 主に平地は宅地や田畑に利用されているので、 河川敷の草地は貴重なのでしょう。 市民団体や自治会、私たちの自然再生事業などで河川の樹林化も なんとか押さえられていることも環境保全では重要なことだと思います。
ちなみに、長野県では普通に見られますが、 県によっては絶滅危惧が心配されているところもあるようです。 写真のツノトンボがとまっている植物がイタチハギというのは、 ちょっといただけませんが・・・。

城前橋付近の堤防・護岸(平成23年6月10日 金)

平出護岸   辰野町にある城前橋、この橋も新しくなっています。 この橋の左岸の工事が完了で、この付近の一連工事が終わりました。
昨日はこの近くで釣り糸をたれる人が3名ほどいて、 中程度のニジマスと思いますが、釣り上げていました。 魚にも配慮して、川底を平らに戻すのではなく、工事前の起伏を再現していますし、 魚の住みかとなるように大きめの石を配置するなど、 それなりに苦労しています。
河川の右岸、左岸はわかりますか。 見る方向で右左が変わっては困りますので、 上流から川が下る方向を見て右側の岸を右岸、 左側を左岸といいます。 そして、よく間違えられやすいのが、堤内地と堤外地という表現です。 堤防の中(内)は河川の流れる側ではなくて、 私たちの暮らす宅地側になります。 堤防はあくまでも私たちの生活を守るものなので、 堤防の内側は宅地側というわけです。

小黒川の自然(平成23年6月13日 月)

コマツナギ   コマツナギは小黒川にもたくさん育っていました。 ミヤマシジミを見つけることはできませんでしたが、 たぶん居るのでしょう。 そこそこの群落でした。 その隣にはカワラサイコもあり、 水質や魚類、水生生物などをとっても、 いずれも第1級の自然豊かな河川です。
小黒川という河川もたくさんありますが、中央自動車道のPAとして「小黒川PA」があるので、 知名度は一番高いかもしれません。 この近くですと、旧長谷村(伊那市)の三峰川支川に、やはり美しい河川がありますね。

自転車で河川巡視(平成23年6月16日 木)

自転車巡視   通常は河川パトロール車で巡視をしているのですが、もう少し河川に近い関係を得るために、 自転車巡視をやってみました。 交通事故でちょっと痛めた不自由な足ですが、なんとかできることがわかりました。
パトロール車での巡視よりも速度がゆっくりなこと、視野が広いこと、 すぐに止まったり、細いあぜ道でも通行できるなど、いろいろなメリットがありますが、 実感したのは、親和性というのか人とお話ししやすいことです。 釣り人、散歩の人など、声をかけやすいことがおおきな利点です。
駒ヶ根出張所管内には勝りますが、天竜川は堤防の連続性があまり良くないので、 回り道が必要で、そういうときのアップダウンは、結構疲れます。 雨も、暑さも不向きかもしれませんが、車、自転車、徒歩と、 それぞれを組み合わせていきたいと思います。

国土交通省 中部地方整備局
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