事務所関連情報
ざざむし通信 第1号
伊那出張所の「ざざむし通信」って
いくらなんでも「ざざむし通信」ってネーミングは???
自分でもステキではないと、90%くらいはそう思います。しかしながら! 伊那谷が世界に誇る水生昆虫食文化と、河川の浄化機能を考えれば、そう悪くはないと思うのです。そのあたりの話も、後々徐々に触れていきたい。
そういえば、先日、天竜川で石をひっくり返していたオジサン(失礼!)に話を聞いたら、「川虫を捕まえ、明日は姫川でイワナ釣りだ」というのです。捕まえていた昆虫は、ヒラタカゲロウ【写真】がほとんどで、マダラカゲロウが少し。川の特徴は魚だけではなく、けっこう川虫が大きな指標になるのではないかと思っています。
ということで?、「ざざむし通信」のスタートです。
言葉が・・・ない(平成23年4月4日 月)
まだ、心の整理ができていない段階ですから、書くべきではないかもしれませんが、派遣している災害対策車両の操作要員交代打合せに、宮城県に行ってきました。
こちらでも大きくながく揺れたので、現地での揺れも大きかったと思いますが、なんといっても津波被害の甚大さです。暴力的な力のあとが伺えました。コンクリート電柱は根本から折れ、鋼製の電灯は陸に向かってすべて倒れ、家は形をとどめず基礎のみが残り、船も車も家も一緒にガレキになってしまいました。
それは部分的にとどまらず、海岸線すべてです。土木という仕事の難しさを知りました。
中部地方整備局では、「天変地異」「複合防災訓練」「克災戦略研究会」という計画を超える災害への備えとしての取り組みをしてきました。まさに、計画した規模の災害だけ考えていてもダメなのだ、という気概はあったと思うのです。我々技術者の仕事は、普及、復興にあたってますます重要になると考えます。
ミヤマシジミとコマツナギ(平成23年4月8日 金)
「好き嫌いはいけません」って、子どものころよく叱られませんでしたか?
蝶々と食草の関係は、いろいろあるようで、クロツバメシジミとツメレンゲ、ヒメギフチョウとウスバサイシン、アサギマダラとフジバカマ など。チョウは好き嫌いの激しいベジタリアンです。
三峰川にはコマツナギが所々ありました。ということは、絶滅危惧種のミヤマシジミもいる確率が高いと思います。注意して探してみたい。ちなみに、コマツナギは堤防除草があるために生きていると考えています。たぶん、予算削減で除草がなくなったり、頻度が下がると、他の植物に負けてしまうのではないでしょうか。このあたりは推測ですが・・・。
ゲキトクでの影響は(平成23年4月18日 月)
平成18年7月の洪水から5年。洪水対応のために集中的に工事を行うとして「天竜川河川激甚災害対策特別事業」(通称:激特:ゲキトク)を進めてきました。
上流からの洪水には堤防を強化するだけではだめで、川底を掘り下げています。その影響が魚類(アユ)や水生昆虫(ザザムシ)にどの程度あるのか、調査も並行して行っています。その結果が公表されています(くわしくはコチラ)。
ほぼ来月で工事が終わりますので、安定した河川となって良好な釣果が得られるといいですね。
堤防は徒歩でも(平成23年4月21~22日)
河川巡視は川のようす、堤防・施設のようす、利用者の状況、不法投棄など、いろいろな目で見ながらパトロールを行っています。堤防の上をオレンジ色のパトロール車がゆっくり走行していますが、河川の管理上必要なことですから、ご理解とご協力をお願いします。
また、今回は徒歩での巡視をおこない、より精度の高い点検も行いました。まだまだ未熟ですが、きめの細かな河川管理にむけて、勉強中です。
