キャンプ砂防　　平成２８年８月１日〜５日

　国土交通省では、中山間部での生活体験を通して、砂防工事が行われている流域の現状、砂防が果たす地域活性などを知り、砂防事業の役割を学び考える場を提供するため、毎年全国の砂防学を学んでいる大学生を対象とした研修会を実施しております。この研修のことを※キャンプ砂防といい、今年度は、天竜川上流河川事務所で８月１日〜５日の５日間３人の学生を受け入れました。飯島砂防出張所管内では、与田切川の床固工事で新規入場者教育や、黒川第４砂防堰堤工事で残存型枠の組立を体験して頂きました。
※キャンプ砂防は、国連難民高等弁務官事務所が行っている研修のキャンプ・サダコにちなんで名付けられたそうです。


新規入場者教育体験

残存型枠組立体験

フェスティバルin与田切　　平成２８年８月２０日　土曜日

　与田切川の与田切公園にて、フェスティバルin与田切が開催されました。今年で２４回目となる毎年開催されているイベントで、魚つかみ、消防団体験コーナー、ちびっこオフロード体験等の催しを通じて、楽しく森や川へ親しんでもらうことを目的としています。天竜川上流河川事務所は、砂防堰堤の効果を学んでもらう模型の実演や、土砂災害発生時の映像の３次元視聴体験を行いました。土砂災害の恐ろしさや、砂防施設の重要性について、学んで頂けたと思います。


砂防堰堤の模型

土石流体験３次元視聴体験

工事安全パトロール（中田切田切地区渓流保全工事）　　平成２９年９月３０日　金曜日

　飯島砂防出張所では、飯島砂防出張所工事安全協議会を立ち上げ、毎月１回出張所管内で施工中の工事を対象に、工事の安全パト−ロールを実施しております。今回のパトロールから９月より着工した工事の平成２８年度天竜川水系中田切田切地区渓流保全工事の現場も対象となりました。今回は、着手して間もないため、安全に関して注意する点も少なかったですが、今後本格的な工事が始まるにつれて稼働機械や作業人数が増加し、危険事項も増えていきます。安全第一で施工を行い無事故での完成を目指します。

飯島砂防出張所管内の砂防堰堤特集（vol.1本谷砂防堰堤〜美しき砂防堰堤〜）

　大田切川支川の本谷川にある平成８年度に完成した高さ３５ｍ、幅８６ｍの大きなハイダムです。副ダムの高さでも１４．５ｍあります。雨が降って河川の流量が多くなると、水が堰堤全面を白い絹糸のように流れ、大変美しく、迫力のある光景を見ることができます。ここへ行くのは少々難しいですが、興味のある方はチャレンジしてみましょう。


奥が本堰堤、手前が副ダムです。

　行き方　駒ヶ根ロープウェイバス　中御所バス停下車　徒歩約１時間