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こまくさ通信 第44号(2012/11/30)

 

小雪(こゆき?) (平成24年11月22日 木曜日)


 今日は、二十四節気の一つの「小雪(ショウセツ)」です。
 工事現場に出入りする車両は、既にスタッドレスタイヤといった冬用タイヤを装備されていますが、一般ドライバーの方で未だタイヤ交換されていない方は、ぜひ自身の安全のためにも交換された方が良いでしょう。
 もうすぐ、忘年会の時期ですね。安全運転はもちろんのこと、こまくさ通信をご愛読いただいている皆さま、絶対に飲酒運転などしないようお願いします。


真冬の工事に向けたリスクアセスメント (平成24年11月21日 水曜日)


太田切川の砂防工事
片桐松川の砂防工事  太田切川の今年度の砂防工事が着手されました。一方、片桐松川の3工事は3業者の協議会の努力もあって床固工の基本となる部分は概ね完成し、護岸工に取りかかっています。(写真上:太田切川,下:片桐松川)。
 太田切川の現場は、雪景色の南アルプス(仙丈ヶ岳、北岳、間ノ岳など)を眺望できる場所ですが、川幅も広く出水時には水量も多く注意を要する現場です。
 雪景色のアルプスを眺めていると、冬山での遭難事故が気になります。
 一方、各地のスキー場では地域と一体になった経済効果を期待して、スキー客の安全確保や地域と連携したサービス向上に向け、施設点検や連絡調整に向けて忙しいことでしょう。
 近年、バック・カントリー・スキーといった言葉を耳にするようになりましたが、こうしたスキーヤーも冬山登山者と同様、自らの力量を理解しリスクを考慮して行動していることでしょう。それでも、事故が起きたとき、それは本人の過信だけなのでしょうか?
 工事現場では、作業従事者一人一人の誤った理解や過信が起きぬよう、安全な作業手順を標準化する活動を進めています。

 事業者は、労働者に対し成果の報酬を支払うのみならず、労働者一人一人の安全と健康を確保し、安心して働ける職場を提供しなければならないことは言うまでもありませんが、安心して働ける職場づくりには、作業にかかる前に災害原因となる危険性又は有害性を取除く先取りの安全が不可欠であり、その基本的な枠組みを定める方法(@危険性や有害性の特定、Aリスクの見積り、B優先度の設定、Cリスク低減措置の決定、の一連手順)、つまりリスクアセスメントと呼ばれる枠組みを定着させることが重要です。
 ( リスクアセスメント実施支援システム の紹介 出典:[厚生労働省ウェブサイト].なお,本文の一部も同サイトを参考にしています.)


黒川第4砂防堰堤工事用道路に思わぬ珍客 (平成24年11月 9日 金曜日)


カモシカ  来訪者の多い黒4の現場に、突然の珍客(?)来訪!
 その珍客とは、工事用道路から現場を覗く2頭のカモシカ(国特別天然記念物)です。
 10〜11月頃が繁殖期と言われていますので、オスとメスの個体かもしれません。私は任務で写真撮影をすることは多いのですが、突然の野生動物の出迎えは予想していなかったので、動物写真家のような感動する写真を撮影できませんでした。
 ですが、現場周辺の美しくも険しい自然の様子が、皆さんに伝わればとの思いで撮影画像をアップロードすることにしました。


定例の安全パトロール (平成24年11月 8日 木曜日)


安全パトロール  現在、10件の工事が本格稼働しています。
 各現場の安全管理に関わる方々とともに発注者側職員と監督職員が合同で、月に1回安全点検の目的で各現場を巡回するのが安全巡視(パトロール)です。
 建設現場での労働災害の防止のため、危害防止基準に照らした措置、責任体制や作業手順の確認、自主的活動への評価等、各現場における労働者の安全と健康、さらに快適な現場環境の形成を促進するために、どんなに忙しい時においても必ず月に1回実施しています。


現場見学とトータル・ステーション(TS) (平成24年11月 5日 月曜日)


トータルステーションの操作画面  地元紙等に「旬な現場」として取り上げて頂いたことで、山の奥深い場所ではありますが、黒川第4砂防堰堤(略称:黒4[クロヨン])の仮排水路トンネル現場が脚光を浴び、多くの方々が足を運んで下さっています。
 複数の曲線区間と勾配を有する仮排水路トンネルを、小断面NATMで短期間に施工。この施工に役立った機器の1つがトータル・ステーション(TS)です。
 平面上の三角形は、1辺の長さと両端の角度(もしくは、1つの角度とその角に接する2辺の長さ)が分かれば描けるということは、皆さんもご存じのことでしょう。

 この原理を応用したものが機器を使った測量で、その測量機器をさらに高度化したものを概ねTSだと想像して下さい。2点の既知点の座標が把握できていれば、水平だけでなく鉛直方向にも変化する新たな点を自動で算出・図化する優れものです(画像は、黒4の現場で使用されているTSのアプリがインストールされた某社ウルトラモバイルPC)。
 各現場ではこうした機器や最新技術を導入し、建設工事を安全かつ速やかに進むよう創意工夫が図られています。


アンチエイジング・トレッキングに模型実験登場 (平成24年11月3日 土曜日 文化の日)


床固工群模型の実演  11月3日・文化の日。昨夏から始まった飯島町の地域の催し「アンチエイジング・トレッキング」が、与田切砂防林を歩くコースにて、老若男女の地域の方々45名の参加で行なわれました。
 この催しに床固工群模型の実験を実演して欲しいという事前の依頼があり、与田切川の砂防工事の監督を担う飯島砂防出張所長の十八番(?)である移動床の床固工群模型の実験が披露。
 当日は、元理科教師という方もお見えになっていたこともあり、「この実験に似た基礎的な侵食や堆積についての授業は、小学5年生の理科で、実施されるはずですね。」とのこちらからの問いかけに、扇状地云々といった話もして頂いたことで、心温まる解説入りのイベントとなりました。
 ありがとうございました。

国土交通省 中部地方整備局
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