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こまくさ通信 第30号(2011/10/21)

 

大鹿歌舞伎を鑑賞させていただきました。 (平成23年10月16日 日曜日)

大鹿歌舞伎 晴天の休日、飯島砂防出張所の管内を離れて、といっても隣村ですが・・・、下伊那郡大鹿村に足を運び、地域の伝統芸能である『大鹿歌舞伎』の秋の公演を鑑賞。会場は前日から当日の早朝までの悪天候によって神社から地元中学の体育館に変更されていましたが、満員御礼の賑わいでした。
小生も、岐阜県の某町で行われている「子ども歌舞伎」の黒子(後見役)を、以前少々務めさせていただいた経験があり、役者や黒子の方々の日頃の努力の大変さを知るところです。

日頃は別の仕事をされながら、このようなすばらしい芸能を長年続けておられることに敬意を表しますとともに、村民皆さんの思い入れや個々の資質のすばらしさだけでなく、村全体の組織力も長けているんだなと感じました。
きっと村民皆さんの先祖代々の誇りなのでしょうね。

ディア・イーター さて、今年は、ちょうどこの「大鹿歌舞伎」が映画で取り上げられ、追加公演(※)も予定されているそうです。(※追加公演の会場近くにある「ディア・イーター(映画のシーンで主人公“風祭 善”が営むお店)」)

混雑はちょっと・・・。と思っている方も多いのでしょうが、お薦めしたい地歌舞伎です。

新宮川と唐山沢を眺めながら (平成23年10月某日)

新宮川と唐山沢 駒ヶ根市の中沢方面から、零磁場として全国的に有名な「分杭峠」に向かう途上に、新宮川と唐山沢の合流点があります。
今は丁度、中央アルプスを背景にした紅葉が見頃です。

新宮川流域は三六災害では未曾有の被害を受けており、河道を安定させる砂防施設はとても重要です。本事業は10月以降工事が着手され、今年度をもって完成する予定です。

写真は、新宮川の工事現場にかかる上流側の橋梁より下流(南西)方向を撮影したもので、左側から合流するのが唐山沢です。奥に見える山は、越百山・仙涯嶺・南駒ヶ岳・田切岳・空木岳といった中央アルプスの名峰です。

天竜川の支川での水質事故訓練 (平成23年10月5日 水曜日)

水質事故訓練 足場のぬかるむ、降雨の中での水質事故訓練に参加。
竜西流域は河床勾配が急なため、少々の降雨でも、河川の流速は思いのほか早くなります。そのためオイル・フェンス(写真の左側に映っているのがオイルフェンスです。)にかかる力は大きく、川幅が狭いところでの訓練は、まさに本番さながらの大変さでした。

こうした訓練を重ねることで、水質事故対応がより円滑にできるのであれば、幸いなことです。

与田切川を眺めながら (平成23年10月2日 日曜日)

与田切川

日本では台風12号・15号が襲来し、甚大な被害となりました。一方、海を隔てた隣国フィリピンでも台風17号.19号が襲来。
53人が亡くなり、50万人が避難中だそうです。台風被害に遭われた方々へ心からお見舞い申し上げます。

先日、気象予報で、偏西風の南下が例年より遅いため、10月でも台風が日本に上陸する可能性が高いと伝えていました。
朝晩が冷え込む10月となりましたが、風水害や土砂災害への注意がまだまだ必要です。

東日本大震災時の名取市閖上地区における津波災害の教訓についてが、某テレビ番組で取り上げられていました。
番組の中で、正常性バイアス・愛他行動・同調バイアスという心理状態や、災害時にはご近所に声をかけて直ぐに危険な箇所から避難することの大切さを呼びかけていました。
危機を確実に把握し、その危機を真剣に人に伝えられるリーダーの育成が大切だということを熱心に伝えるすばらしい番組でした。

写真は10月以降本格的に工事着手されるJR飯田線より下流側の与田切川を仙涯嶺・南駒ヶ岳・田切岳を背景に撮影したものです。

光のファンタジー 既に床固工が整備され公園として多くの方々に利用されている場所にて開催されている「光のファンタジー」です(10月2日時点)。
写真では光の輝きが伝わりにくいかもしれませんが、この写真以外にも、すばらしい作品ばかりで、紹介できないのが残念です。本当にとてもきれいでした。ちなみにこの日は駒ヶ根市の地域の方々による「よさこいソーラン」が披露されていました。
同様の内容を『与田切ネットワーク』のブログにも掲載しております。住民への安心安全を提供する「砂防林の保育」のためにも、皆さまからの書き込みをお待ちしています。 (http://blogs.yahoo.co.jp))

片桐松川を眺めながら (平成23年9月30日 金曜日)

片桐松川の現場にて

多忙な事務所長(総括監督員)に時間を割いていただき、上半期最後の日、工事現場に同行いただきました。
工事を担当されている某社の監理技術者と熱心に意見交換されているシーンを撮影。

工事を担当する当出張所としましては、引き続き、下半期も工事に関わる方々と同様、安全第一で、住民の安心安全のためにも無事に工事を完成できるよう、ウォーム・ハート&クール・ヘッドでしっかりと監督しつつ完成を願う所存です。

黒川を眺めながら (平成23年9月28日 水曜日)

黒川狭窄部

黒川砂防堰堤の定期点検に同行しました。
黒川は、木曽駒ヶ岳を源に、太田切川に合流する急流河川です。現在、黒川には3基の砂防堰堤があり、今年度以降、第4番目の砂防堰堤の工事に向けた準備が始まる予定です。

写真は黒川第2と第3砂防堰堤の途中にある狭窄部です。激しい流れにより河岸は洗掘し岩が露出、水深1.5m程の淵が形成されていました。

天竜川を徒歩巡視 (平成23年9月27日 火曜日)

「こまくさ通信」の姉妹通信「ざざむし通信」を配信されている伊那出張所の管内での堤防巡視(激特事業完成後)に同行させて頂きました。
約10kmほどを徒歩で巡視することにより、天竜川の護岸の外見の状態や、堤防の管理水準を垣間見ることができます。

小生、日頃は砂防の現場ばかりを担当しており、河川の現場業務に携わるのは半年ぶりです。一見効率が悪そうに思われるかもしれませんが、徒歩で巡視するというメリットは数多く、住民への安心安全を提供するためには欠かせない方法です。

太田切川を眺めながら(駒ヶ根高原マラソン) (平成23年9月25日 日曜日)

駒ヶ根高原マラソン

好天の日曜日。健脚の市民ランナーが、駒ヶ根高原マラソンに多数参加。霊犬早太郎伝説でも有名な光前寺へとつながる上り坂を走る姿に、沿道から応援エールを送りました。

今では、駒ヶ根高原として多くの方々の憩いの場となっていますが、ランナーが走るこの一帯は約100年前は荒地と針葉樹林でした。(以下に掲げた、大正2年の地形図を参照。光前寺はそれぞれの地図の左下方に位置しています。)
また、光前寺と言えば、石垣の隙間でほのかな光を放つ光苔が有名ですが、このような歴史ある名刹が太田切川の扇状地に位置しているにもかかわらず、氾濫による被害を避けることができたのは、建立当時の先人の先見性なのかもしれません。そのように想像しますと、河道が動く範囲を理解していたという、先人の知見に、あらためて感心させられるばかりです。

太田切沿川の変遷
太田切沿川の変遷

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