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こまくさ通信 第22号(2011/1/7)
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現場つれづれ |
あけましておめでとうございます。
本年も、飯島砂防の監督する工事のご理解とご協力をいただきますよう、
よろしくお願いいたします。
そして、新聞でも特集が組まれているようですが、
昭和36年6月の豪雨災害「三六災害」から50年になります。
私たちの先輩も大鹿村にある小渋川砂防出張所で大西山の崩壊に巻き込まれて、
6名の先輩職員の命も失われました。
もし、皆さんの家に当時の災害写真がありましたら、ぜひお貸しください。
これからのいろいろな展示などで使用させていただきたいと思います。
このロゴマークは飯田長姫高校の3年生荒井優璃(あらいゆり)さんが
デザインしたものです。
新年の現場(平成23年1月5〜6日)
ここ中田切第4砂防堰堤工事は、当管内でも特別の場所です。
標高1200mでは、ほとんどの水が凍っています。
おまけに土も凍っています。
高さ22mの本体と手前の副堤という、砂防堰堤の主な構造物は昨年12月で完成しています。
トンネルでバイパスしている水を元に戻し、
いくつかの細かい「終い」作業を1ヶ月くらいで片付ける段取りです。
昭和57年からの大工事が、いま終わろうとしています。
駒ヶ根市中沢の李平にある唐山沢砂防林の工事はとても広い現場で、
この工事は2工区にわかれています。
写真は上流部の工区の写真です。
4号床固工の半分を施工中で、今日から仕事始めになります。
片桐松川新井地区では、2つの帯工を半分ずつとそれをつなぐ護岸工事です。
帯工部分は完成し、これから天然の花崗岩を割って積み上げる方式の「雑割護岸」で
川岸の浸食を防止する工事に入ります。
石は石工さんが細かい作業で割りながら積んでいきますが、
かなり重いので、持ち上げながら調整する作業は簡単ではありません。
太田切15号床固工事は駒ヶ根キャンプセンターの横で工事をしています。
本坊酒造(マルスウィスキー)の対岸側といった方がわかりやすいかもしれません。
この工事で右岸(南側)の1/3ができます。
コンクリートの型枠は、現代では細かい部分の調整は合板で細工しますが、
ほとんどが鋼製です。
相当な重さになるので、クレーンを使って、合理的に作業が進められています。
揖斐川町・本巣町視察(平成22年12月24日 FRI)
クリスマスイブですが、越美山系砂防からの紹介で、
岐阜県本巣町と揖斐川町の職員の皆さんが太田切川と与田切川を視察していただきました。
雪もちらつく寒い現場ですから、きっとびっくりしたのではないでしょうか。
太田切川では砂防事業と駒ヶ根高原の観光開発、景観や自然環境に配慮した
砂防施設の見学をいただき、与田切川では市民と協働した砂防林の管理、
日本でもここだけという流砂観測施設をみていただきました。
副大臣の視察(平成22年12月21日 TUE)
国土交通副大臣が我が出張所の工事現場を視察するなんて機会が、
一生に一度でもあるのでしょうか。
そんなめったとない機会に恵まれ、池口副大臣に太田切15号床固工事をみていただきました。
準備いただいた関係者の皆さん、ご苦労さまでした。
地域の安全と安心、地域の産業支援、良好な環境づくりにも役立っていることを
事務所長が熱く説明しておりました。
薪の配布(平成22年11月19日 FRI)
片桐松川で工事をしている2つの現場でまきの配布を行いました。
まきストーブ愛好家やまきでお風呂を沸かしている皆さんへ、
工事で伐採した木を配布するものです。
河川に生えている木はヤナギやハリエンジュ(ニセアカシア)などの広葉樹ですから、
とても人気があるようです。
まきストーブはとてもあこがれるのですが、大量のまきの確保を考えると、
完全に趣味のものです。
残念ながら自分には無理です。
持ち帰っても薪割りの作業があると思いますが、
あたたかい冬をお過ごしください。
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