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こまくさ通信 第12号(平成20年2月6日)

現場つれづれ

○ 大雪(平成20年2月4日 MON)

大雪

与田切堰堤の降雪

2月に入り、初めての日曜日2月3日は節分。 駒ヶ根市のスーパーでは、 恵方巻きが山のように売れておりました。 しかし土曜日の夜からの雪で、 日曜日は一日降り積もり、 一面の雪化粧。
月曜日は気温が高かったので、 少し雪かきしておけばドンドン溶けます。 与田切川もなかなかの冬景色。 アグリネーチャーいいじま (http://www.cek.ne.jp) の「馬の里」の馬3匹は、 楽しそうに駆け回っておりました。 この冬、雪はこれで終わりというわけではないでしょう。 現場は、雪にも負ケズ、今日もがんばっています。

○ ヤナギの挿し木(平成20年1月29日 TUE)

ヤナギ

ヤナギの挿し木作業

中田切川の砂防林で、 ハリエンジュ(ニセアカシア)の林を日本の在来の雑木林に転換しようと、 ヤナギの挿し木作業をしています。 挿しているヤナギはイヌコリヤナギという低木のヤナギで、 多くのヤナギは葉が互生(左右互い違い)なのですが、 イヌコリは対生(左右対称)なのですぐわかります。 葉もやや丸く、かわいらしいヤナギで、 ハクロニシキ(白露錦)という園芸種もあります。
この付近に多くある低木のヤナギを枝取りしたということ、 積極的(本格的)な樹種導入は自然に任せるということ、 水の豊富で栄養の少ない河川の河原に適応できるということ、 導入費用が安いということなど、 けっこうイケルと思います。 今から、春から初夏の根付きが楽しみです。

○ 飯島砂防情報センターLED(平成20年1月25日 FRI)

飯島町役場のホールに常設の飯島防災情報センターのLED情報表示が、 機器の取扱いがわかりにくく、しばらく更新ができていませんでした。 ようやく全容がわかったので、 工事情報、事務所の60年と砂防の70年、市民団体の樹木伐採、 町長との懇談会などを順番に表示更新できました。 これからも、緊急防災情報はもちろん、 日常のお知らせ掲示としても親しみの持てる情報発信を心がけたいと思います。

○ 旧飯島砂防出張所(平成20年1月24日 THU)

旧飯島砂防

旧飯島砂防出張所跡地

飯島砂防出張所がこの場所(飯島町役場西)に来たのは平成8年。 それまでは、JR飯島駅のすぐ南にありました。 いまどうなっているかというと、 すてきなアパートになっています。
写真では昨日までの雪が写っています。 この雪のおかげで、出張所の駐車場とまわりの雪かき。 →腕が筋肉痛です。 今日はお昼から良い天気なのですが、 めずらしく強い風で、田んぼや屋根の雪が吹き飛んでいました。 せっかく除雪して溶けた道路も、 風で再度積雪という不思議な現象が見られました。 さて、明日は低温注意報が出ていますので、 半分とけた雪も凍りそう。

○ 原井用水見学会(平成20年1月22日 TUE)

原井用水

原井用水の見学

飯島町旧井用水の関係者が、 先行する原井用水の取水施設工事を見学しました。 特にボックスカルバート(地中に埋設された箱形水路)部分のサイズには メンテナンス上の関心があるようで、 熱心に見学されました。 与田切川をはじめとする通称3田切川の取水は歴史的に苦労してきました。 日常のメンテナンスと異常出水時のメンテナンス性を両立させる 万能施設というものはないと思いますが、 よりよい取水の方法を考えていきたいと思います。

○ ソイルセメント勉強会<第2回>(平成20年1月10日THU)

前回のソイル勉強会の第2回目。 今回は与田切川で実際に施工しているINSEMにかぎって、 その実現場での技術的な苦労話などを交えながらの勉強会。 名前は難しいけれど、こんな感じ。
1. 現場の土砂を80mm以下にふるっておく
2. その日の土砂の含水比(水分量)を計っておく
3. ドライセメントを入れてカラ練りする
4. 水分量が10%になるよう、加水してさらに練る
5. ダンプトラックで運んで、振動ローラで締固め
A副所長の「マサにそば打ちだね」というのは、 工法をわかりやすく表現した名言。

○ 巨石あらわる(平成19年12月19日WED)

巨石

浄水場の巨石

駒ヶ根市の浄水場の掘削工事で7〜8mあるような巨石が現れました (記者発表)。 氷河時代に中央アルプスからの大量の土砂移動で運ばれたものと いうことです。 同じような巨石は切石公園をはじめとして周囲にいくつか存在し、 地質地形学的な好奇心をかき立てられます。
私の石の見立てはかなり素人ですが、 見た感じの木曽駒花崗岩なら山頂付近に分布しているもの。 太田切床固工群で河原に見られる代表的な花崗岩です。 おそらく、駒ヶ根高原を形成している土地は土石流の扇状地ですから、 どこを掘っても同じような大きさの転石を見つけることができるでしょう。
12月22日の長野日報には第1面に写真付きで掲載されました。

○ ソイルセメント勉強会 <第1回>(平成19年12月19日WED)

INSEM

ソイルセメント(INSEM)

工務第二課主催の砂防ソイルセメントの勉強会がありました。 ソイルセメントには大きく2種類あり、INSEMとISMです。 講演ではISMの説明を聞き、 現場では当出張所監督のINSEMの現場見学がセットでしたので、 ちょっと内容と現場がねじれてしまいました。 INSEMの基本的な説明をどこかで入れた方が良かったと、 今になってみれば思います。 寒い現場でしたが、 砂防ソイルセメントの全体像がつかめたでしょうか。

○ 飯島いいものつくろう会講演会(平成19年12月13日THU)

特別講演

植物講演会

今年の飯島いいものつくろう会の講演会は、 堤先生の「植物講演」でした。 今回の講師が天竜川総合学習館「かわらんべ」の 教育担当でもある堤先生でしたので、 つくろう会の皆で「かわらんべ」に行きました。
「かわらんべ」になじみのあるメンバーもいましたが、 ほとんどが「名前は聞いたことがあるのだけれど、どこだか…」という人が多かったので、 「川路の治水対策と学習館」の話を私が、 植物の話を中心として学習館の活動をおりまぜた「望ましい河川環境をめざして」を 堤先生に講演いただきました。
小学校の先生をしていたというだけあって、 とてもわかりやすく、 しかもスルドく講演をいただきました。

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