○ 飯島町植栽ボランティア(平成19年4月22日SUN)
与田切川の坊主平にある御座松キャンプ場周辺(千人塚公園の対岸)で、飯島町植栽ボランティアの会によるモミジの植樹を50本。やや小雨もパラつく天気でしたが、50人ほど集まり、楽しみながらの植樹。飯島砂防出張所もフルメンバーで参加しました。
○ 中央アルプス開山式(平成19年4月25日WED)
コンディションは雨とアラレの降る状況。山頂のホテル千畳敷での神事になりそうとのアナウンスでしたが、山頂に到着したら式典は「外でやりますから」と。「こうべをお下げください」と神主さんが言えば、無情にも背中に雨・アラレが降り注ぐという恰好。山の天気というものは、この季節ですから仕方がありません。本格的な登山シーズンを迎え、訪問者には安全に楽しんでいただきたいとお祈りしてきました。山頂へのバスとロープウェイからチラリと見える先輩たちの砂防事業にも、ぜひ関心を寄せて欲しいと思いながらの道中でした。企画、参加された皆さま、ご苦労さまです。寒い中でのアルプホルンの演奏も、大変でしたね。

開山式でのアルプホルン演奏
○ 桜と楓の名所づくり記念植樹(平成19年4月29日SUN)
とても良い天気の中で、太田床固工群沿いにカエデの記念植樹。ライオンズクラブなどの地域の皆さんの積極的な支援もあり、ゆくゆくは香嵐渓にも劣らない名所としたいとのこと。駒ヶ根市観光協会会長も、「ここの景色は日本一」と太鼓判。確かにこの景色は、見飽きることのない絶景です。20年、30年の年月を重ねることで、カエデは大きくなり、砂防施設も歳を重ねて馴染んだ風景になるでしょう。良い意味での「エイジング」は必要ですし、年数を経た風景を想像する力も必要ですね。会はサクラの小饅頭とお茶で乾杯し、「ふるさと」を唄いお開きに。

記念植樹式典(LCから駒ヶ根市長へ目録贈呈)
○ 桜と楓の名所づくり記念植樹(平成19年4月29日SUN)
冴えわたる南アルプス連邦をバックに、駒ヶ根市消防団の春季訓練と観閲式。団員600名のうち370名の訓練は壮観(こんなにたくさんの若者が地域の安全を守っているのです)。地域を守るための「公助:行政」と「自助:住民」の間の強力な「共助」組織にあたる消防団(水防団兼務)。彼らの力がなければ、地域の安全・安心を守っていくのは難しいです。当たり前のように消防団があるので、普段あまり認識・評価されていない活動は、ひとこと残念です。

駒ヶ根市消防団の春季訓練
○ 平成18年度 天竜川水系 中田切第4砂防堰堤(昨年度からの継続工事)
中田切川の随分奥の工事です。砂防堰堤をしっかりと山に密着させるために斜面を削ったので、新たに崩れないよう斜面を保護しています。 4月18日には、現場の安全を点検する「安全パトロール」を行いました。
○ 平成18年度 天竜川水系 唐山沢砂防林工事(昨年度からの継続工事)
駒ヶ根市中沢は新宮川の上流です。川の底がどんどん掘れないように、帯工という砂防施設をつくります。今現在、準備を終えて、これから本格的な工事段階を迎えます。
普段私たちは新宮川を「しんぐうがわ」と発音していますが、地元の人は「しぐがわ」と呼ぶようです。