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天竜川上流ニュースレター 74号(2018/9/6)
【会 場】天竜川総合学習館かわらんべ
【日 時】8月22日(水)9:00〜12:00
当事務所では、学生の学習意欲を喚起し、高い職業意識を育成するとともに、国土交通行政及び当事務所管内の仕事の内容について、体験を通して理解を深めてもらうことを目的に「就業体験実習」(インターンシップ)を実施しています。今年度は8月20日〜24日に大学生2名と高校生2名の学生・生徒が当事務所の仕事を体験しました。
インターンシップの体験プログラムは、河川・砂防の現場の実習や見学に加え、講演会や懇談会など多岐に及びますが、今回、流域で行われる防災・自然の学習現場の体験も組み込み、多様で幅広い内容を網羅しました。
当事務所では河川における防災・自然教育の活動支援にも力を注いでおり、そうしたイベント・活動が流域で活発に行われていますが、その拠点施設の一つである「天竜川総合学習館かわらんべ」において防災・環境教育の現場を訪れた8月22日午前のプログラムを紹介します。
防災拠点施設「かわらんべ」で行われている防災・自然体験学習について視察
前半の活動は、流域で未曾有の災害として今も語り継がれる三六災害を主題とした中学校の防災学習を聴講しました。イメージしにくい57年前の災害を中学生向けに、身近な通学区の被害状況写真や、最近の土石流動画に加え、風化した脆い花崗岩に触れるなど、伝えるための様々な工夫が感じとれたようでした。
中学生の防災学習を一緒に聴講
後半は小学生の水生生物採集と観察の学習に参加し、川の生き物とのふれあいを通して、川と親しくなる活動を見学しました。実習生の一人は「小学生の頃に来たことを思い出す」と、川の体験が記憶に深く残ることを実感できたようです。
小学生の活動終了後は採集道具の片付けなども手伝い、イベント運営の大変さを知ることもできました。
小学生の川の生き物学習に参加
こうした河川環境の学習が年間40件ほども開催され、子供の頃から川への親しみが深まる
体験学習の道具の片付けにも協力
河川・砂防をフィールドとした仕事は、自然を損なわずに災害を防ぐ難しさがありますが、自然の懐に入ってその理を探求し、住民のみなさんの安全を守る魅力的な仕事です。ぜひ今回の体験を活かし、将来は地域の河川・砂防事業の将来の担い手としてご活躍いただきたいと願っております。
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