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天竜川上流ニュースレター 70号(2018/2/14)
【日 時】平成30年2月14日(水) 16:00〜17:15
【河川協力団体】西春近自治協議会、一般財団法人 飯田市天竜川環境 整備公社、三峰川みらい会議、天竜川総合学習館、
特定非営利団体 天竜川ゆめ会議(天竜川水系(上流部) 5団体11名)
【国土交通省】本局、天竜川上流河川事務所、三峰川総合開発工事 事務所、天竜川ダム統合管理事務所(計17名)
「河川協力団体制度」は、河川環境保全などの維持管理や調査・学習活動などを河川管理者と連携しつつ自発的に進める団体を支援する制度です。
天竜川水系上流部では、伊那市の2団体、駒ヶ根市の1団体、飯田市の2団体の合計5団体が認定されています。これまで、年1回の視察・研修等での団体間の個別の交流の機会はありましたが、管内の団体が一堂に会しての意見交換会は今回が初の開催で、管内で活動する団体間の交流がより一層深まることを願って計画しました。
意見交換会に先立ち行われた現地視察では、管内の河川・ダム管理の施設見学として、昨年度完成した小渋ダムの土砂バイパストンネルについて天竜川ダム統合管理事務所の案内で、トンネル内部や周辺施設を見学しました。
小渋ダム土砂バイパストンネル(吐口)
トンネル内部の見学
現地視察に参加した河川協力団体メンバーと主催者
現地視察後、駒ヶ根市内の会場へ移動して、5団体の代表者が活動や課題などを紹介する意見交換会を行いました。
活動紹介では、5団体が共通して取り組んでいる外来植物駆除などの環境保全活動の他に、活動対象河川の魅力を伝えるイベントや学習会、凧あげ大会などの川の利用した特色ある活動が紹介されました。
団体と河川管理者との意見交換会
西春近自治協議会
一般財団法人 飯田市天竜川環境整備公社
三峰川みらい会議
天竜川総合学習館
特定非営利団体 天竜川ゆめ会議
続いて行われた意見交換では、これまで4年間の活動を通じて、会員の高齢化や活動資金などの先行きについて不安視されるとの課題が示されました。一方で、会員からの会費の中で、できることをできる範囲で実施し「いかに自分のフィールドの中で、みんなでやっていくか。河川協力団体の生き様である。」との意見もありました。
課題だけでなく、活動の成果として、河川管理者との協働のイベントとしての水生生物調査において「良い成果も上がっている」と、協働活動を評価する声もありました。
意見交換
最後に、本局からの情報提供として、活動資金の調達にLINEスタンプを活用した事例を紹介し、また、制度のスタートから次年度で5年を数え、更新の時期を迎えることから、今後の活動について地元の事務所と相談しながら進めていただくよう、お願いしました。
今回のような、団体のみなさんとの交流を通じて、天竜川上流の現状に合った制度の運営方法について、団体のみなさんと共に検討し、団体の活動の発展に寄与できるよう支援を続けていきます。
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国土交通省 中部地方整備局 天竜川上流河川事務所
〒399-4114 長野県駒ヶ根市上穂南7番10号
TEL FAX |
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0265-81-6411 0265-81-6419 |
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